もしあなたがOOになりたい!と思うようなものがあれば、まずはコップの色を変えることが大事だ。
と僕はよく言われる。
とても抽象度が高い表現なので後述で解説するが、要は環境によって色々な色がある中で、自分が染まりたい色の環境を選ぶことが大事だということ。
それが自分が最短で、その道で突き抜けるための方法なのである。
これはライフスタイル然り、営業の勉強然り、会社での出世然り。 色々な場面で応用が可能な考え方ある。
英語を最短で習得したかったらどうする?
まず日本語をアイスコーヒー、英語をアイスティーと仮定する。
日本にいるあなたのコップにはアイスコーヒーが並々と注がれている。
もし英語が堪能になりたかったら、どうしたらいいだろうか?
答えはとっても簡単だ。
コップに入っているアイスコーヒーを捨てて、アイスティーを入れることだ。
どういうことか。
もしあなたが最短で英語を習得したいと思ったとしたら、一番最短の道は英語圏の国に行って留学したり働いたりすることなのである。 要は英語しか通用しない世界に飛び込めば否が応でも学習することになる。
ところが多くの人はそのリスクが取れないので、週末に英会話スクールに行ったり、出社前に英語の教材を使って勉強するという選択を取る。
これは並々とコーヒーが入っている状態で、アイスティーを入れるという行為。それだと結局、コップの中をアイスティーに染めることはできない。
しかも英語に触れている期間はアイスティーが注がれるが、また日本人と会話をすることでアイスコーヒーが注がれることになる。
もし2つ以上の環境に属している人がいれば心当たりがあるかもしれないけど、人は環境の色にどうしても染まっていく生き物。
ということを考えた時に自分のコップの色を変えたいと思うのであれば、環境を変えることがめちゃくちゃ大事になってくるのだ。
会社員時代に思ったこと
このアドバイスについては半年くらい前に言われたことだけど、この点については転職した時から感じていた。
なぜなら会社の規模や業界によって、人の考え方や雰囲気が全然違うということを転職を通して思ったからだ。
転職をしてから前職の人と会ったら、相手は何も変わっていないけれど自分の色が変わったが故に、まるで相手が別人のように思えるようなことが多々あった。
また会社を辞めてからも、前職の人と話をするとまた相手が別人のように感じることがある。
つまり自分の環境を変えたことで、コップの中身が変わったのだ。
その時、環境次第で自分のコップの中身が変わるということを実感し、これが目標達成の原理だな、と思うと同時に、多くの人は今いる環境のコップの中身についてどう思っているだろうか?ということを疑問に思った。
正直、色々な人と話をしても「環境」に対して軽く見過ぎているいる人は多いし、「染まる」ことによってどういうことが起こるか?ということを認識している人は少ない。
自分の意思で環境を劇的に変えた経験がない人が、特にそういう状態に陥りがち。なので、まじで20代のうちにそういう経験をしてみるといいと思う。
もし一生、その環境に居続ける!という確信がないのであれば。
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