今から20年前、2000年のことを考えて欲しい。僕は当時10歳にも満たなかったからその時のことはよく覚えていないけど、この20年間で世の中ってこんなにも変わるのか!っていうことを最近はすごく感じる。
例えば2000年にはYoutubeはなかったし、ネットでものを買っている人はほんの一握りだったと思う。またスマホもないので地図は家で調べたものをコピーしたり交番で聞いたりしていた。
まさかこの20年でCDやデジカメを買う人が激減して、会社員でもリモートワークができるようになったということを誰が予測することができただろうか?
ということを考えた時に20年前と今では生活のスタイルがガラッと変わった。でも、ここで問いたいのは、果たして自分自身の価値観や働き方は変わっているだろうか?ということ。
自分自身の経験について
この点について、僕の事例について言うならば、この5年間でびっくりするくらい価値観が変わった。元々、大手企業で働く以外に自分の人生の選択肢はなかったし、昔から起業してみたいとは思ったものの、それで生活するイメージを持つことは到底できなかった。
でも、世の中の変化に触れ続けた結果として、大きい企業に在籍していることって別にイケてることではないなっていう価値観に変化したし、確信レベルで「ライフシフト」や「ワークシフト」という本に書いていることが起こる!って言い切れる。
じゃあどうやって世の中の変化に触れ続けたか?というと、簡単にいうと「観察」だ。自分よりも一回りも二回りも先輩の人から、これからはこういうことが起こる!っていうことを何度も何度も聞いて、理解できなかった未来を徐々に映し出すことができた。
そして、そういう情報を元に外に出てみると、世の中の変化に敏感になって、変化を感じるとれるようになってきたのだ。
いつまで武士でい続けるのか?
僕が社会人1年目の当時言われたのは、これからは明治維新や戦後くらいの変化が起こる経験をするっていうことだった。その部分について全然イメージすることができなかったけど、今ではその意味が当時よりは理解できるようになった。
つまり武士として刀を持ってちょんまげでいることにプライドを持っていた人たちが、明治時代になって笑い者にされたように、20世紀にエリートと呼ばれた人たちは笑い者にされる存在になるんだっていうこと。
ということをどれだけ確信するか?そして自分を変化させるか? ライフシフトで「変身資産」という言葉が出てくるけど、間違いなくこれからの時代に大事な能力の一つが変身資産だ。
自分を変化させること。これはすごく重要なものだと思う。ぜひこれからの20年後の未来をしっかりと見据えて日々を全力で過ごしてもらいたものだ。
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