勉強することや読書をすることは複利の効果があるから、やればやるだけどんどん差が開いていくということについては、多くの人はなんとなく感じていることだと思う。
でも、実はそのことについて本当に納得している人は実際に勉強をしているもしくはしてきた人であって、そういう経験がない人はいまいちピンときていない可能性がある。
僕自身も本を読むようになってから3年くらい経って始めて知識が知識を生むような状態になって、学習スピードがエクスポネンシャルに上達するようになったけど、それでも3年かかったのだ。
そこで今回の記事でなぜ複利的な効果を生むことができるのか?ということを書くことで、普段勉強しない人でもその重要性がわかってもらえるのではないかと思っている。
読書が複利の効果を生む理由について
個人的に学習において、一番の複利的な学習効果を生む勉強法は読書だと感じている。なぜなら全ての学習のベースとなるのは文章を読んで頭で理解するという行為だからだ。 例えば政治の勉強をしたいと思ったら、過去の政治史の本を読む必要があるし、ワインとか美術のような芸術の趣味についても最初のとっかかりは本だと思っている。
となったときに1分で5ページ読める人と1ページしか読めない人がいたとすると、どちらの方が早く理解できるだろうか?
時間を有意義に使えるのはもちろん前者だ。 早く本かつ深く本を理解できる人は少ない時間で多くの勉強をすることができる。その結果として、多くの知識をつけることができるようになり、さらに新しい本を読んだときにスピードと理解度を早めることができるのだ。
僕も学生時代は本を読むときに理解するスピードに時間がかかっていたし、一回読んでもすぐに忘れていた。なぜなら、そこで出てくる用語を覚えられないし、時系列が頭に入っていなかったからだ。
でも何度も同じような場面が色々な本で出てくると、だんだん知識が定着して、一回で本に出てきた内容が理解できるようになる。
例えば日本のGDPが500兆円くらいっていうことを覚えておくだけで、アメリカが4倍、中国が3倍って覚えるだけだ。
日本の時価総額トップのトヨタの時価総額が30兆円くらいということを覚えておくだけで、他の日本企業はそれ以下に数字ということがすぐにわかるようになる。
このようにして、ある知識を起点とすると次の新しい知識もすぐに覚えられるような状態になって、その新しい知識を起点にしてさらに新しい知識をつけられるという連鎖が起こるのだ。
動画についての意見
最近ではYoutubeの動画とかもあってそれで知識や情報を収集する人が増えている。僕も最近はもっぱらYoutubeで情報を取ったりしている。
ただ、Youtubeの動画だと自分で考える力や、解釈する力を養うことが難しく、個人的にはある程度本を読んで考える力を身につけている人が効率的に情報を収集するツールとして利用するべきだと考えている。
経営者のYoutube動画を観たとしても、半分も理解できないんじゃないかなって思ったりしている(実際に勉強会とかで質問すると、的から遠く外れた解釈をしている感想を発言する人がめちゃくちゃ多かったりする)。
なので学習に近道はなくて、まずは地道に知的体力を養うことをした方が、結果的には最短距離で学習スピードを向上させることができるのではないだろうか? イベント参加はこちらから。 ↓ https://peatix.com/group/7228383
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