top of page
執筆者の写真Shunta Takahashi

RTOCSのすすめ

僕のことを多少知っている人は聞いたことがあると思うが、僕は大学時代に大前研一さんの本を読んでとても感動して、そこから彼についての経歴やどういう思考プロセスで日頃から考えているか?ということを学んでいた。


僕がなぜそこまで深入りしたかというと、ズバリ稼ぐ力がはんぱないと思ったから。

当時の僕は安定を目指していた。それはどんな時代になっても、どこでもお金を稼ぐことができる状態の自分になっていたい、ということを意味している。

そして、そのお手本となる究極が大前研一さんだった。

なぜなら彼はRTOCS(Real Time Online Case Study)という今起きている事象を自分がその立場だったらどうするか?というポジションを明確に持つことを日々していたからだ。

これができれば様々な問題に対する解決ができると感じていた。


過去のケーススタディは今では通用しない


よくビジネススクールでは、過去の会社を事例に出してケーススタディをやるが、これはす

でにうまくいった、あるいはうまくいかなかったという結果が出ている状態のものを取り上げることができる反面、今の時代に有用かどうかはわからないものが多いと思う。

つまり、過去のケーススタディを学んだところで、時代が変わって変化が必要な施策であれば逆にやらない方がいいのである。


例えばGEがジャックウェルチの時代に「選択と集中」をすることで企業の業績を非常に良くしたが、今のような不確実な時代では逆にそれがリスクになり得るので、コングロマリットの方がカバーできる。


といったように時代によって取るべき施策がかわってくる。

そういう意味では現在起こっている事象について考える方が、たとえその提言が的を得なくても、新鮮な情報を取り上げるので意味があると思う。


そして大前研一さんはそれを毎週議題をあげて、解説していた。 僕はそれを見ながら自分自身もいつかできるようになりたい!と思って、色々なニュースに対して自分の立場を取ることを意識していた。


毎日、ニュースに対して提言を取ることに対して


会社員時代は比較的忙しかったこともあり、そういう活動をすることができなかったが、フリーランスとして独立して時間の自由ができた状態になったので、最近はニュースピックスなどの様々な記事について自分の意見を持つことができるようになった。


その結果、色々な事象に対して自分はどう思うか?なぜその人たちはそういう行動を取るのか?ということを想像できるようになってきた。


まだまだ遠いけど、自分がこういうスキルを身に付けたい!っていうところに着実に近づいている気がする。


正解が出てくるまでは時間がかかるので、自分の仮説が正しかったか、あるいは全然違ったことになっているかはわからないけど、でもこういうことを続けていくことで自分が60歳になった時に、「経験が物をいう」ということを体現できる存在になりたいと思っている。


閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page