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執筆者の写真Shunta Takahashi

人間が唯一与えられた能力について

更新日:2020年4月16日

「7つの習慣」は世界的に超大ベストセラーになっており、僕も19歳の時に初めて読んでから何度も読み直している本である。その本の中で書いてあることで一番好きなフレーズが「刺激と反応の間にスペースがある」というもの。


つまり何か物事が起こった時に、それをどういう風に捉えるかは自分の意思で選択することができるというわけだ。外が雨だからテンションが下がるのか?

家にいるチャンスとして読書をしようと励むのか?同じ事象でも人によって起こる感情や行動は変わる。

人によっては、起こった感情をコントロールしてポジティブに捉えるが、中には、起こった感情をそのまま外に出してしまう人もいる。 そして、自由意思を使うことができる人を主体的な人、それができない人は反応的な人ということが出来る。


主体的な人は自分の行動に責任を取れる人

主体性を発揮できる人と、反応的な人の違いは自分の行動について責任が取れるかどうか?である。


責任は、英語にすると「Responsibilty」。つまり「Response」+「ability」ということで反応に対処する力があるということだ。これができるのは人間だけだ。

とはいえ、人によって責任が取れない人がいるわけだが笑ちなみに主体的な人と反応的な人は使う言葉が全然違う。 反応的な人の口癖は「OOしなければいけない」、「才能がない」、「OOな性格だから」という、あたかも自分ではどうしようもないことに目を向けたり、覆すことができないような口ぶりで話をする。


一方で主体的な人は「どうしたらOOができるか?」、「OOがしたい」という自分の軸が持っているような単語を発している。


そして人は自分が発している言葉に暗示がかかってしまうので、どういう単語を発するかで、自分の思考が決まってしまう。


自分の影響に目を向けるか?関心に目を向けるか?

ではどうしたら自分が主体的になれるか?それは自分自身が影響を及ぼすことができるところに関心を持ち、さらに影響をより及ぼせるように日々努力を継続することだと思う。


逆に自分が影響を及ぼすことができないものに関心を向けても時間が勿体無い。


例えば最近ではコロナウイルスの影響でオリンピックが中止になるかもしれない。


しかし、そこについて僕たちがどうすることもできないし、怒っても何も変わらない。それならば、最善を尽くすように目の前の取り組んでいることに一生懸命になった方がよほど生産的だし、長期的な幸福度は高いと思う。


多くの人は自分ではどうにもならないことに時間と意識を奪われて、人生の大事な時間を失ってしまっている。つまり人の時間を生きている。それは果たして主体的であると言えるだろうか? もし自分自身が主体的な生き方をしたいと思うのであれば、前述したように自分の行動に責任を持つべき。


最近、会社から外出を控えるように言われているから、外に出ないと発言している人がいたが、これも僕は違和感しかない。


自分の人生なのだから、自分の意思で判断するべきだし、「OOに言われて」という発言から、誰の人生を生きているんだ、思わず感じてしまう。(100歩譲って、自分の判断で外に出ないように気をつけている、って言ってほしいよね。)


それなので他の動物同様、感情に流されて生きていくという価値観で過ごしていくのであればいいと思うが、人間で生まれてきたからには自由意志を発揮した人生で笑って過ごす方がいいんじゃないかな、って思い今回の記事を書いた。

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