2/15読書会で紹介された本TOP3
更新日:2020年4月19日
ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法

本書ではハッタリをすることで得られる価値について、ホリエモンが持ち前の持論を展開してくれている本になります。
ハッタリをかます人には共通点があります。それは「根拠のない自信」を持っているというところ。
ハッタリをする人たちは「やったことはないけれど、きっと自分だったらできるはず」だと信じています。
つまり他人より先に自分に対してハッタリをかましています。
たとえば、ホリエモンは大学を中退して起業する直前、IT企業でアルバイトをしていました。
その時「堀江くん、オラクルのWEBシステムを制作する案件があるんだけど、会社を通さずにやってみない?」
その時に「やります! やらせてください」と答えます。
このとき彼は、オラクルのデータベースなど使ったことがなかったものの、仕事を請け負って必要な情報や知識は、後から得てきました。
そして当然のことのように納品します。 このハッタリをかまして受けたこの仕事で90万円もの報酬を得ます。 当時、時給1200円のアルバイトだった彼にとって衝撃的なことで、それをきっかけに彼は起業を決断する時に「自分ならきっとできる」とハッタリをかまそうということになりました。
その結果、彼はフジテレビやプロ野球団の買収など、様々なハッタリをかましていきます。そして、それはどれもうまくいかなかったものの結果として彼のブランディングに役立ちました。
これからのSNSの時代はハッタリをかますことがすごく大事になります。 そういう意味で本書は何かしら参考する部分があるのではないでしょうか。
仕事を速いのにミスをしない人は何をしているのか?

本書では、人はなぜミスをするのか?というところから、どうすればミスをしないで済むか?ということを教えてくれる内容になっています。
あなたはミスの多い人には、どのようなイメージを持ちますか?
「だらしない」「頼りない」「うっかり者」「管理能力がない」……。 ミスは、そのものによる物理的な損失やダメージもありますが、それ以上に「あなた=ミスする人」というイメージが、一番恐ろしいのです。
つまりミスをすることで信頼を失うことがミスを避けるべき理由になります。
とはいえ、ミスしたときに「以後気をつけます」と言う人はたくさんいますが、具体的に行動を変える人は多くはありません。
逆にミスの少ない人は、ミスがあったときに自分の失敗を認め、以後の対策を考えます。
ミスしない人は、ミスしないために仕組みを取り入れています。
本書は内容としては、「ミスしない仕組み」を紹介するものです。
例えば、チェックリストを使ってミスや漏れを防ぐとき、複数回チェックしたり、他の人がチェックしなおすことは多いでしょう。
このとき、チェックリストを上下ひっくり返して、逆の順番にチェックしてゆきます。これで格段にミスが減るそうです。
このように様々なミスを避けるための仕組みづくりがあるので、自分の業務や仕事を見直す中で、自分に合ったものを考えて取り入れていくといいと思います。
DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

本書は、変革実践者のマインドセットや変革の捉え方、どのようにして新しい目で組織そのものを捉えるかに主眼を置いた一冊です。
デジタルビジネス・トランスフォーメーション(DX)をどのように推進していくべきかを探っている既存企業のビジネスリーダーの方々に、フレームワークとツールを提供してくれています。
デジタル・ディスラプションに関係する調査では、2017年の状況は2015年時点から大きく変化し、過去2年間の間でそのスピードが加速していることがわかります。
その調査結果によると、デジタル・ディスラプションが自社業界に与える影響は「大きい」もしくは「破壊的である」と考えているエグゼプティブは、2015年時点では26.8%であったのに対し、2017年では75.1%に達しているようです。
つまり、多くのエグゼプティブはデジタル・ディラプションの影響を敏感に感じ取っていて変革の必要性を認識してはいるものの、デジタルビジネス・トランスフォーメーションを実際に成し遂げることに苦労しているのです。
本書では、最良の企業が他社より秀でている点について論じているのではなく、「ほとんどの企業で、デジタルビジネス・トランスフォーメーションはうまくいっていない」という前提に立って、誰もが間違ってしまうポイントと、それを修正する方法について焦点を当てているのが特徴です。
そして、ありがちな失敗例から得られた教訓、破壊的なライバル企業に対抗するための戦略を策定し、それを実現するための組織変革の方法など、既存企業ならではの戦い方を解説してくれています。 本書には、デジタルビジネス・トランスフォーメーション(DX)を実行していくうえでの重要な組織アプローチ、それを実行可能にするツールを提供してくれている一冊ですのでぜひ一度読んでみるといいと思います。
今回もたくさんの方に本を紹介してもらいました。
普通は読まない本をたくさん紹介してくれるのでいいですよね。 次回は22日、ぜひまた参加お待ちしています!