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12月21日読書会で紹介された本TOP3

更新日:2020年4月11日

今年も残り1回。本当に1年は早いものですね。 1年間、数百冊の本を紹介頂いて、僕自身もとても勉強になりました。


時間を経るほど知識や考え方が深くなっていくことが実感できると、歳を取ることがとても楽しくなりますね。


ということで今週も本を3冊紹介します!


サードドア: 精神的資産のふやし方



この本は今年、ベストセラーになった1冊ですね。 意外にも読書会では初めて紹介されました。


“人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある“

この著者はアレックス・バナヤン氏。

当時18歳のバナヤン氏は、退屈な大学生活に嫌気がさし、自分らしい人生について、教わろうと著名人に突撃インタビューを行います。


そして、その結果、彼らは、ごく普通の人には知りえない、成功への秘密のドアを知っているということを判明します。


それがサードドアです。


『サードドア』は、成功のための秘密のドアとして比喩的な表現をされています。

 第1のドアは正面入り口、世の99%の大勢が列を成して並ぶ狭き門。第2のドアは裕福な家や名家に生まれた人、あるいは特別なコネがあるなど、選ばれた人だけが通れるVIP専用の入り口です。


人生にはこの2つしかドアがないように思えますが、実はそうではありません。行列から飛び出し、裏道を駆け抜けた先に、成功への秘密のドアであるサードドアが必ずあります。そして成功者たちは、みなサードドアをこじ開けてきたのです。


この本では、そのサードドアを発見するまでに、バナヤン氏がどういう過程を経て成功者の人たちにインタビューにこぎつけてきたか?そして、そのインタビューの中で、どのようなことを教えてもらったか?

ということがまとめられています。


大変コスパ的にはいい本だと思いますので、ぜひ一読の価値ありです。


ファンベース ─支持され、愛され、長く売れ続けるために


本書はファンマーケティングをベースにした、中長期的にお客さんと信頼関係を築いて売上を伸ばしていくには、どういう取り組みをするべきか?ということが分かりやすく書かれています。

まず前提としてファンを作る重要性について4つ解説しています。

①ファンが売上の大半を支ていること ②時代的にファンの重要性が増してきている ③ファンは新たなファンを作る ④キャンペーンの効果をアップさせる

その中で②について、もう少し詳しく解説します。

1年間でが約100万人が減っていくペースで、日本の人口急減は進み、2024年には3人に1人は65歳以上の高齢者になると言われるようにウルトラ高齢社会が訪れます。

一般的に高齢者は若い世代に比べて保守的なため、新規顧客として獲得することがとても難しくなります。そうすると、今までみたいに簡単に他者から乗り換えを促す、ということが通常の手法では難しくなっていきます。


さらに企業は他の商品との違いを出すためにUSP(=Unique Selling Proposition、差別化ポイント)をつくろうとしますが、今の時代は一瞬でマネされます。つまり商品のUSPを磨いて新規顧客を獲得し続けるという戦略も今は厳しくなっています。

このように新規の顧客を作ることが難しくなっている時代背景において、ファンを作ることがなぜ新規の顧客獲得に適しているかというと、ファンが新たなファンを作ってくれるからです。


消費者が新しい商品やサービスに出会うキッカケとなる一つに、SNSなどを通じて自分と価値観の近い友人からのクチコミがあります。そして友人の体験や意見は、自分にとって役に立つ確率が高いと、私たちは見なします。


その結果、そのファンから伝えわった情報を元に新たなだんが生まれ、、、という連鎖が起こります。


ではどういう風にすれば、そういうファンが生まれるのか?新しいファンを獲得できるようにファンがシェアをしてくれるのか?


そういったことが書かれている内容になっていますので、これから事業を始めたい人、解約で苦しんでいる人はぜひ読んでみるといいと思います。


お金と心を動かす会話術



著者はかつて、平均単価が120万円を超える高額な社会人向けオーディオ学習プログラムを扱う会社で電話営業をしていました。


そこで、営業の素晴らしさ、面白さに目覚め、入社2年で、年間個人売り上げ第1位を獲得します。


クロージングまで一度もお客様と会うことがない電話営業で、3億円を売り上げたのです。

その著者がどういう風に売上を上げてきたか?ということを、色々なテクニックを紹介しながら書かれています。


例えば、相手にYESを引き出す「ソクラテス式問答法」

相手に「イエス」と言ってもらいたいときは、その前に何度も「イエス」と言わせていると、最後にも「イエス」と言いやすくなります。このテクニックを使うときは、まず、ほとんど誰もが高確率で、「イエス」と言ってしまう質問を繰り返して、リズムを作ります。その流れのまま、最終的に「イエス」が欲しい質問を投げかけるのです。


また「認知的不協和」 を使ってクロージングをする、というテクニックもあります。 メルマガのタイトルに「男性は読まないでください」とあったら、見ないままにできますか?メルマガは読んでもらうためのものなのに、まったく逆のことが書いてあると、「えっ? 何?」となります。


これが「認知的不協和」です。人間は、認知しているものに不協和音を起こされると興味をもつ生き物なので、そういうものが書かれていると、つい見てしまいます。

というような営業ノウハウが散りばめられていますので、営業で実績を出したい!という人はチェックしてみるといいと思います。


ということで今週もたくさんの本を紹介頂きました。


最後の読書会は29日です。


またみなさんとお会いできること楽しみにしています!

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