最近、60代の人に20代での時間の過ごし方で一生決まるっていうことを何度も言われて、ふと思い出したことがあった。
それは学生時代のインターンで社会人3年目までにどういう人が自分の環境にいるか?基準値はどの程度か?で一生決まるよ、と同じようなことを言われたのだ。
当時は人生は長いけどそうなんだあ〜って感じた程度だったが、今思い返すとまさしくその通りっていうことを感じる。
始めるのに遅すぎることはないし今が人生で一番若い時なので、もし後悔する人生を送りたくない!ということであれば今からでも自分が本当に実現したい未来のための準備に着手した方がいいと思うけど、ただ20代から準備していた人に追いつけるか?というとそれは難しいと思う。
もっといえば10代から準備していた人に関しては到底敵わないだろう。
まあそれは単純にそういう人たちが停滞しない限りは前進するし、さらに先を行っている人はより早いペースで先に行くことができるからに他ならないからだ。
中学で神童と呼ばれた人が高校時代にこう過ごしたら?
考えて欲しい。中学時代に将来絶対にプロ野球選手になれる!って言われていた人が、仮に高校時代に遊びに目覚めて3年間、野球を全くしない状態で、高校卒業したとする。
その後大学で自分がプロ野球選手になりたい!と思ったとして、その人はプロの道で活躍することができるだろうか?
それに対して中学では日の目を見ることがなかった人が高校で毎日素振りをして甲子園に出場するための努力を惜しまない日々を送っていたらどうだろうか?
おそらく前者の人は中学の状態では高校時代も同じように過ごしていたらプロに行くことは十分に可能だったはずだ。それをアスリートで最も大事な3年間を別のことに時間を使ってしまったために、後者のように努力し続けた人に追いつき、越すことが難しくなるということは往々にしてある。
その結果プロに行ける才能があるのに、もうすでに行けない自分になってしまう。
そして、このアスリートの成長期に当たるものがビジネスにおいては20代だと感じている。
学生時代にビジネスコンテストに出たり、積極的にリーダーシップを発揮して「出世する」と言われた人が3年間会社に飼い慣らされることで別人みたいになってしまうということをたくさん見てきた。
つまりこの時期にどういう過ごし方をするか?で一生の方向性が決まってしまうのではないか、ということなのだ。
スラムダンクの三井くんを見ているんでしょ!?
だから特に20代は時間を消費するような行動を絶対にとるべきではないと凄く心の底から感じるし、時間をお金に変えるだけの労働をすることは将来的に自分の人的資本を削る活動でしかないことをよく胸に刻むべきだと思っている。
いつか、自分が本気で人生を考えた時に「あの時の時間の過ごし方は本当にもったいなかった」っていうことを思ってしまう。
スラムダンクで三井くんが一時期不良になっていたことを後悔するシーンがあるが、まさしくこのような事態が自分の人生に起こりうるのだ。
どうしてお前がそんなことを知っているんだ?と思われるかもしれないけど、今まで数百人
の20代後半、30代以上の人と話をしていく過程でみんな同じようなことを思っているということを感じたからだ。
それなのでまだ新卒だから〜とか社会人1年目なので〜とか言っている間にどんどん先を行っている人がいることを認識するべきだし、時間はあっという間に過ぎ去っていくということをよく理解することが大事だ。
そうしないと後悔し続けることになる。でも逆にそのことを知った上で行動をすること、一生豊かになることもできるのではないだろうか?
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