3/14読書会で紹介された本TOP3
更新日:2020年4月15日
今週も読書会を開催しました!
毎週、コンスタントに20~30人が参加してくれるので、とても楽しい週末を送れています。
ということで、今回も紹介された本をシェアしていきます。
日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く

本書は世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏が日本に対して警告した内容になっています。
彼は『私が日本に住む10歳の子どもであれば、一刻も早く日本を飛び出すことを考えるだろう。中国や韓国に移住したほうが、よほど豊かに生活できるのだから。将来、日本の多くの家庭で、「お母さん、わたしたちはどうして外国に住まないの?」といった会話がなされ
る未来が私には見える。
これは私の“意見”ではない。意見に対しては異論が成り立つが、この問題は簡単な算数ができれば誰でも明らかにできるものなのだから。したがって、これから起きる破綻は、日本人が自分で決めたことにほかならない。』
ということを話しています。
安倍政権になって以降、ジムロジャーズは一貫して、日本は今のままで行くと未来の子供達が不幸になるという主張しています。
その上で、彼は「子どもや孫には中国語を習わせなさい」と言います。実際に、ジムロジャーズ自身も娘に中国語を学ばせるために、家族でシンガポールに移住しました。
やがてアジアの時代が来ることを考えると、中国語の語学力とアジアの経験は最上のスキルとなるからです。
投資家として4000%のファンドを運営していた世界最高の投資家である彼の意見は非常に為になる内容が多いのではないでしょうか。
人生は実力よりも勘違いさせる力で決まっている

本書は錯覚資産の重要性について述べられた本です。
ホリエモンも言っているように、チャンスを掴む人は「ハッタリ」をかますことができる人間です。
例えばこの本ではじめに紹介されていることですが、選挙を調査したところ、イケメンの政治家はそうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していました。
ここで重要なのは、「イケメンに投票した理由」。
調査の対象となった投票者の73%は、「私が彼に投票したのは、彼がイケメンだからではない」と思っていました。
人々は、「イケメンだから投票した」という自覚なしにイケメンに投票しただけでなく、「人柄が信頼できるから」とか「経済政策に期待できるから」とか「実績があるから」とか、容姿とは別の理由で、投票したのだと思いこんでいたのです。
ちなみに「採用面接で、身だしなみが、どのような影響を与えるか」という研究でも「仕事に必要な資格よりも、身だしなみのよさのほうが、採用決定に大きな影響を与えていた」ということがわかりました。
この調査を受けた人たちは、頭が悪いとかそういうことではありません。人間は頭ではわかっていても脳でそう判断してしまうのです。
ということを考えた時に、これは避けられない事であるということがわかります。
ちなみに、ここで重要なのは、「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、一種の資産として機能するということ。
それなので、相手にいい作用を及ぼすものがあれば活用しない手はないということです。
ぜひ自分の錯覚資産を磨いて、活用していくといいと思います!
投資家みたいに生きろ: 将来の不安を打ち破る人生戦略

投資家みたいに生きる。これを聞いた時にあなたは、どんな生き方をイメージしますか?
本書は未来を明るいものにするためには、「投資」という概念を理解し自分の人生に組み込むことだと提起し、人生戦略としての「投資」を指南する一冊です。
投資と聞くと、お金を増やすことを反射的にイメージすると思います。 しかし本書の目的は、投資家が当たり前に考えている「思考」を手に入れ、日々の「習慣」を変えることです。
読むことで、「投資」という概念の広さと奥深さに、好奇心が大いに刺激されます。このように本書が語る「投資」は、どう生きるかを考えることに通ずるのです。 「投資=お金」という狭い世界から脱することで、投資の力は”真の威力”を発揮するのです。
投資家が成功するようなマインドで日々を過ごす。
このような姿勢を持つことで、あなたは成功に近づくことができるのです。
ということで今回もたくさんの方に参加いただきました!
次回も来週の土曜日に開催します!それではまた宜しくお願いします!