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執筆者の写真Shunta Takahashi

3年後志向という生き方について

更新日:2020年5月1日

最近、時間が比較的あるので思考の違いということについてよく考えます。

今を楽しむ、という選択をする人もいれば未来志向で、目の前の快楽よりも長期的に良いと思われることを優先する人もいます。


僕は完全に未来志向なのですが、これは性格的なものなので、すぐに身につけることは難しいと思っています。

そこで3年後志向という生き方を1つの選択肢としてありなのでは?と考えました。


3年後の自分の志向を先回りする


多くの人が直面すること、それは実際に必要性に駆られてから行動を起こすというもの。典型的なのが転職。


例えば、仕事がつまらなくなってきたら転職活動をする、給料が低いから上げたい、など。

もちろん、その動機や行動自体が悪いことだとは思いません。しかし、勿体ないのは、そう思ってから初めて行動を起こすことなのです。


なぜなら思ってから行動を起こして身になるまでにはタイムラグがあります。転職だとそこまでラグは発生しませんが、留学をする!という場合は、英語力を付けてからになるので、行きたいと思ってから半年かかります。


そうではなくて、今の時点で3年後に自分はどういうことを求めている人間になっているか?ということを想像して、そうなった時に「待ってました!」と言わんばかりに準備していることが大事です。


たとえ、それが実際に必要にならなかったとしても。。。


やっててよかった、と思えることを増やすこと


なぜこういうことを提案するかというと、僕自身がそういう考えをした結果、「やっててよかった」と思えることが、数年後になってメチャクチャ増えたからです。


例えば新卒で入って2年目には、おそらく数年後には転職するかもしれないな、と思って、エージェントや紹介会社に登録をしたり、転職の流れや職務経歴書を準備していました。

それなので実際に転職を決意してから面接まで1週間弱、内定も1ヶ月以内に頂くことができ、また、ほとんど時間も費やさずに済みました。


独立をした時も、いつか満員電車や同じ時間に通勤することを苦痛と感じるだろうな、と思って、数年前から準備していたことが決断できた要因だと思っています。


おそらく、そう思ってから独立しようと思っていたら、さらに数年の時間がかかっていたと思います。


今はもう30歳手前になったので、親の介護や病気になった場合と、海外で仕事をすることになった場合、ということを見据えて今やるべき行動をしています。


楽しいと思える今だからこそ準備すべき


ここで大事なことは、順調な時に準備をしておくことがいいということです。


なぜなら、ヤバイ!ってなった時に、人は思考停止に陥って正しい決断や判断ができなくなるし、その余裕さえもなくなるからです。


といっても、順調な時にそんなことを考えることができるのか?そもそも考えられるのか?ということがあると思います。


それについては毎日15分でもいいので時間を割いて考える時間を作ることをオススメしま

す。また自分よりも上司や先輩の生活を想像したり聞いてみたりするのもいいかもしれません。


人間は明確なイメージができてから初めて行動を起こすことができる生き物だからです。


社会人1年目の時に、人生で一番最悪なケースは、50歳で一つの会社で勤め上げた挙句に会社が倒産して、他に仕事がなくローンと子供の学費で苦しむ、という未来をリアルに想像でき、それが自分を突き動かす原動力になったと思います。


ぜひ、50年後とまではいかなくても、確実に来る未来である3年後を想像した過ごし方をするのもよいのかなって思ったりしています。

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