集団左遷を読んで思ったこと

最近、「集団左遷」という小説を読んで深く深く感動しました。

Amazon unlimitedに登録しており、その中で読める小説です。簡単なあらすじとしては、不動産バブルが弾ける中で、かつての大手の不動産会社が人員整理を企みます。そこで対象となった50名が首都圏特販部という部署に追いやられ、不動産在庫の整理の任務を受けます。


わずか3ヶ月以内に10億円の物件も捌かないと退職勧告になる、ただ会社としては人員をクビにしたいという目的で立ち上げた部署ということもあり、その部署にうまくいってほしくないという思惑のもとで様々な妨害を働きかけます。そこで本部長の任務になった主人公が黒幕の副社長に挑むという物語です。


50代になったら感じるであろうこと


その本では人員整理の対象となった人たちの個人のストーリーも描かれています。例えば55歳で娘が大学進学を迎えているベテランのサラリーマンや、妻が病気になって看病しながら働く元部長など、、、かなりリアルにかつ詳細に描写されています。それを読んで、いずれ自分が50代になったら、、、ということを感じざるを得なくなります。


今は仕事にやりがいがあって楽しいけれど、それだけではどうしようもなくなる時期が絶対に来ると思います。そんな時に対処できるか否かは20代、30代のマインドにかかっていると思います。


50代になっても社会の最前線で活躍するには?ということを常に問いかける必要があります。また最近父親と話をしていて感じることは、人間は歳をとったら気力がなくなるということ。


60代の働き方


父親は40年以上、整備士として一貫して働いてきました。今は整備士は人手が不足しており、どこでも引く手あまたです。もうすぐ定年を迎える父親に対して定年後の仕事について聞いたら、整備士は絶対にできないということです。


60歳を超えて体力に負荷がかかる整備士を続けることは不可能とのことで、もっと簡単な清掃の仕事をするみたいです。これから60代以降も働く人は増えていくとは思います。ただ、そのような人たちが就く仕事はどんなものになるでしょうか?


そもそも、企業は60代の人を雇いたいと感じるでしょうか。そんなことを考えながら集団左遷を読み、胸に沁みていきました。

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