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執筆者の写真Shunta Takahashi

30歳になったので、自分の人生を振り返ってみました④(副業・転職)

商売を始めてから最初の1年間は全く売り上げが上がらなかった。むしろそれをうまくいくための方法を知りたくて、本を買ったり人と会ったり勉強するためのセミナー代に投資をする日々を送った。


つまり経費の方が多い状態で、お金を払ってビジネスをするような状況だったのだ。


しかも当時は平日の終業後と土日はフルで商売に時間を割いていたので、遊ぶ時間も全くなく、寝る時間も惜しんでいた。また早く独立したかったので軍資金を作るためにめちゃくちゃ節約もしていた。


例えばお昼の時間は定期券を使ってはなまるうどんがある駅で降りて110円のかけうどんを食べたり、参加費無料の交流会に参加して食費を浮かせたりといったような具合だ。

Indeedに転職して年収1,000万円を超えている時も月々の食費は1万円を切っていたと思う。


さらに当時入っていたランニングサークルなどの複数の活動も全てやめて時間を確保するように優先順位をつけることを徹底していた。 社会人1年目や2年目は遊びとかの誘惑がすごい多いので、それに負けたり、日中の仕事が楽しくなったりしてどうでもよくなる人がいる中で自分は対価としてすごい払ってる、だから絶対に30代は楽になれる!と自分を奮起し続けたのだった。


こうして1年が過ぎて1年半くらい経って収入が入るようになり、思ったスピードでは全然ないけれど、ちょっとずつ形になっていった。


なぜIndeedに転職したのか?


そうしているうちに社会人4年目になった。ダブルワーク歴は3年になって、今の自分の状況を客観的に考えた。


当時は新卒からずっと本社勤務で新規事業の担当をしていたけれど、そろそろ異動の対象になるかもしれないという危機感があったからだ。


オリックスは大手の金融機関なので、数年に一度一度、部署異動する事は当たり前だった。しかも配属の最初が東京なので地方に行く可能性が大きかった。


だから、もし地方に行くことになったら会社を辞めようかな〜っていう程度のことをずっと思っていたのだった。


そしたら12月に運を引き寄せる出来事が起こる。 それがヘッドハンターからのオファーだった。

実はオリックスでは12月に本社勤務の人で大きな忘年会を毎年開催しており、その時は船を貸し切ってのパーティだった。


商売を始めてから飲み会に断りまくっていた僕は社内で懇意にできる人がいなく、飲み会も3年目以降は全然行かなくなっていった。だから忘年会が死ぬほど行きたくなかった。


で、何をしたかというと仮病を使ったのだ。

そしたら、その仮病を使う日の前日にヘッドハンターからIndeedへの転職の誘いがあった。僕は即レスで次の日空いてます!ということで、オファーを受けたのだった。


オファーがあってから1ヶ月で内定をもらい、4月には転職をしていた。

だから、よくなぜオリックスからIndeedに転職したんですか?と聞かれるが、それは単純に地方に行くリスクを減らすためということだったのだ。


また土日休みで給料は400万円と当時もらっていた650万円から下がるけど、許容範囲内だったから受諾することにしたのだ。


僕の予定としては3年くらいそこで働きながらダブルワークから一本化しようかなと想定で、あまり長くいるつもりはなく転職を決めたのだった。


しかし想定をしていないことが多発して、僕は結局1年半だけ在籍をして独立を決意することになるのであった。


続く


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