外見って人を映し出す鏡だということをすごく感じている。
それなので人を見た目で判断してはいけないということを言っている人もいるかもしれないが、僕は人を見た目で判断することはある程度の確率で当たっていると思っているので判断材料にすべきものだという意見だ。
ただイケメンとか美女とかっていう生まれ持った見た目については全然アテにならないし、それが通用するのは20代ないしは30代までではないだろうか?
個人的な感覚では人の生き方が顔に出てくるのは40代。 40代以降から顔で勝負をする年齢になってくるのではないだろうか?
どういう人が魅力的な40代になるか?
それは芸能人や経営者を見ていてすごく感じる。 やっぱり第一線をずっと張ってきた人の顔つきやオーラはそうでない人と比べて圧倒的に違うし、空気を変えるだけの存在感がある。
特に僕が印象的だったのは大前研一さんだ。
後ろを通った瞬間にすごく寒気が出て、ふと振り返ると大前さんが通っていた時にすごくオーラを感じた。
実際に見たことがある人はみな感じることだと思うが、彼は身長がそこまで高くない。確か164センチくらいだったと記憶している。ただ、歩き方や顔の表情は見たことがないくらいのオーラを発信していて、その時に僕は生き方は元々の外見に勝るものを得ることができるんだなっていうことを学生ながら感じたのだった。
そこからある程度の年齢が経って、やはり色々な経営者とかと話を聞いていると男は40代から顔で勝負だって言っている人が結構いて実際に僕自身も色々な人を見ていく中で、その確信を深めたのだった。
じゃあ、どういう生き方が40代の顔で差がつくか?と言った時に言われたことは「20代、30代で死ぬほど失敗してきた人間」とのことだった。
つまり大きな失敗をして乗り越えたという経験がある人ほど、40代以降になってからの見た目で差がつくということだった。
僕はその言葉に何度救われたか分からないけど、でもそれを信じて今もチャレンジを続けることができている。
憧れられるか、どうか?
別にそこに対して魅力に感じないということだったら、この点については全然参考にならないかもしれないけれど、僕の場合は50歳になっても若々しくいるということに凄く憧れがあったし、それは高校時代にB'zにハマった時から強く想っていたことだった。
当時、17歳だった僕は稲葉さんを見て、自分も40代になっても若々しくいられたらどんなにいいか?ということを感じた(今はドウェインジョンソンも追加されている笑)。で、当時はじゃあ体力をつけようとなってそこから筋トレとかを始めたり、老化の根源にアプローチして見た目の老化防止に投資したりしてきたが、それだけでは魅力的なおっさんにはならないなっていうことがわかった。
なぜなら本当のオーラや表情は生き方に表れるから。
だから、今しんどいことや精神的にキツイということがあった時には、それが未来の自分のなりたい姿に直結しているということを感じながら日々過ごすようにしている。
結局、人生は自然の法則に収束していく中で帳尻が合っていくのだ。
だから正しいことをする、という意識で常にチャレンジすることで、大笑いできるおっさんになれるように今から日々の習慣を素晴らしいものにしていきたいと感じているのである。
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