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執筆者の写真Shunta Takahashi

金融マンに「金持ち」が少ない理由について

最近の日本でトレンドになりつつある資産運用や投資について、多くの人はまず最初に金融知識やお金の勉強をすると思う。


実際に金融の知識は必要か?と聞かれたら、僕は確実にYesと答えるだろうし、知らない状態で株式市場に突っ込むことはゲームのルールを知らないでカジノに行くようなものだとさえ思っている。


ただ、一歩俯瞰して見たときに、お金の知識があればお金持ちになれるか?と言えば、それはNoだ。


だって冷静に考えてみて欲しいのだけど、金融のプロとして働いている人たちは果たしてお金持ちか?と言われたら、どう答えるだろうか?


少なくとも僕の周りの銀行マンや証券マンにはお金持ちはいない。金融の知識は一般人とは比べものにならないくらいあったとしても、、、


マインドセットの重要性について


じゃあ、なぜそのような事態が起こっているのか?ということについて考察してみたい。

僕の仮説としては結局は「マインドセット」に尽きると考えている。


つまりお金の知識があることと、お金持ちの考え方があることはイコールではないし、知識の前提として考え方が備わっていることが大事なのではないか。


どういう考え方か?というと、複利の重要性や、浪費ではなく投資ができるか?ということについて、などだ。


僕も金融業界に4年勤めていたので多少なりともその業界のことがわかっているつもりではあるのだが、とにかく金融業界で働いている人たちの特徴はプライドが高く見栄っ張りの人が多いということだ。


だから普通の人よりも稼いでいるとしても、支出が高いし変なお金の使い方をしている。

それなので原資が全然貯まっていかないし、そもそも貯める気があるんか?っていう状態になっているのだ。


ということで、結局お金に関する知識があってもお金がないという現象が起こってしまう。


マインドセットはスキルセットよりも大変


そして厄介なのが、マインドセットはスキルセットを身につけるよりも時間がかかるし、独りで身に付けられないということだ。


スキルは独学で時間をかければ誰でも習得できるが、マインドセットは付き合う人を変えたりしないと中々変わっていかない。 だからこそ、世人を持って替えがたい能力になるのだが、、ただそれを身につけることは短期間で!という訳にはいかない。


その点はしっかりと理解することが大事だと思う。


ただマインドセットは一度身につけばずっと有効なものになり得るので、ぜひ若いうちはそこにフォーカスする価値はあるのではないだろうか?



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