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執筆者の写真Shunta Takahashi

アドバイスをする時に心がけたいこと

あなたがアドバイスをする側、あるいはもらう側になった時に意識してもらいたいことがある。それは答えを出す前提の共有があるかどうか?


例えば、「転職をした方がいいか?」ということを聞かれた時にあなたはなんと答えるだろうか?


おそらく転職の経験をしてうまくいくことができた人は「絶対にやった方がいいよ!」というかもしれないし、人によっては「とりあえず3年は頑張ってみたら」というアドバイスをするかもしれない。


僕としてはどちらの回答も全く参考にならないと感じてしまうだろう。

なぜなら、その判断は相手の前提条件次第で変わってくるからだ。


つまり将来的にどうなりたいか?という相手のあるべき姿を知らない状態で正しいアドバイスをすることはできないということだ。

でも多くの人がステレオタイプ的に白か黒かで判断してしまう。それはなぜだろうか?


処方箋をお願いして信用できる医者はどういう人か?


なぜ即座に答えを出してしまうか?あるいは求めてしまうか?ということについては答えは

とてもシンプルだ。


それは自分のフィルターに映っている世界が全てだと思い込んでしまうからである。つまり自分が見えている世界は、他の人にも同じように見えているので、それゆえ自分がうまく行ったアドバイスは全て正しいと思ってしまうのだ。


これは言ってみたら目が悪い!という人に対して、今自分が掛けているメガネを渡して、「ほら、これで見やすくなったでしょ!?」というようなものだ。


つまり相手の立場を知らないで自分の正解を押し付けることになってしまう。

そうなるとミスリードを招くことがあるし、「OOというのを最初に知っておけば、違うアドバイスをしたのに、、、」ということになるのである。


だから前提を共有しておく、つまり相手のことを知ることを最初にすることがアドバイスをする時に大事なことだし、アドバイスを求めるときは自分のことを知ってもらうことが必要だ。


最終的にスタンスを示して上げるが、それは相手の判断を聞いてから


ということを僕はある本を通して知った時に、アドバイスをするときは相手の中で一つの意見が出た状態で話をしようということを意識している。


例えば、「OOはどうしたらいいですか?」という質問に対しては「あなただったらどうするつもり?」ということを聞いて、その後に「僕だったらOO〜」と聞いたり、「僕はOOと思うんですけど、どうですか?」とまず自分がアドバイスを求める時には意見を最初に言っておくことにする。


そうすることでアドバイスのミスリードを減らすことができるし、より信頼関係を築くことができる。


とはいえ時間がない中でいちいちそういうことをするのは大変だし面倒ということもあるので、意識をし続けないとすぐに元に戻ってしまうのだが、、、

だがこの点については凄く大事なことだと思うので、ぜひ自分の中でできていない部分があるようであれば意識をしてもらえればいいのではないだろうか?


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