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アスリートのメンタル術について

最近、為末さんのグロービスの動画を見ていて、すごく勉強になることを話されていた。その講義ではアスリート時代に為末さんがどのようなメンタルコントロールをしていたか?それがビジネスでどのように応用することができるか?という内容だった。


その中でアスリートのメンタルコントロールについて解説をしていた。アスリートは0.00秒を競うスポーツなので自分身体の限界まで高めてからは、あとはいかにそれを120%まで発揮できるように精神をコントロールしていくか?という仕事なので、自分自身の内面を見つめるプロということもできるだろう。


その中で環境の大事さということについて解説をしていた場面があったので今回はその点に

ついて紹介したいと思う。


ダイエットするために一番簡単な方法


彼は講義の中で自分を変える最も簡単な方法は環境を変えることだということを言っていた。


例えばあなたがダイエットをすることを決意した時に一番変わらない方法は、ダイエットをすることを決意すること、らしい。


なぜなら多くの人は欲望に負けてしまうから。


そうではなくてコンビニから遠く離れた場所に住んで、お菓子を家に置かければいい。なぜならちょっとお腹が空いた時に、手を伸ばせばお菓子があるという状態ではなく、コンビニまで遠く歩いていかないといけないということになった時に、その面倒臭さが勝つから結局お菓子を食べないようになるというのだ。


なので、自分自身をいかに環境を変えるか?ということを考えることが大事なのである。

この点については多くの人は同意すると思うが、さらに為末さんはすごく的を射た発言をされていた。

アスリートは人間は欲望に弱い生き物ということがわかっているので、元気な時に弱っている時に間違った決断をしないような環境を作っておくことが大事。

そう。元気な時にいかに自分の環境をコントロールすることが大事なのだ。人が誤った決断をするときは往々にしてメンタルが弱った時(ストレスが溜まった時)だ。

だからこそ、いかに元気な時に自分の環境を変えるようにするか?ということが、決断するよりも効果的なのである。


常に想定をしておくこと


ということを考えると、いかに先を想定して自分の精神状態をメタ認知することが求められるか?ということだ。


つまり自分自身をよく知ることがすごく大事なのだ。

今の状態だったら自分はOOになるな〜とかっていうことを想像できるかどうかが今の行動に影響を与えることができるし、また環境選びにも大きく影響してくるだろう。


しかし環境を変えることも相当な決断とメンタルを使うことになるので、だからこそうまくいっている時や元気な時に「そのまま」ではなくて「もっと」成長するためにはどうすればいいか?ということを考えるといいのではないだろうか?

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