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執筆者の写真Shunta Takahashi

なぜ今の時代は大企業だけに属することのコスパが悪いと言えるのか?

もう5年近く前からずっと言っていることだけれども、今の時代ほど企業に属して働くという生き方だけをすることに対して、リスクがあって且つコスパが悪い時代はないよねっていうことを感じる。


この点については賛否両論があるかもしれないけど、客観的に見てガチで思ったりする。

なぜか?というと今までのビジネスの戦いにおいては、ゴリアテのような巨大であること、つまり資本や従業員数などが戦いの勝ち負けを大きく左右していた。


だから個人が企業と戦うということはそもそも勝負にすらならないくらいの差があったし、企業に入るしか自分のプレゼンスを高める方法はなかった。


でもプラットフォーマーと呼ばれる企業の台頭によって、個人がますます戦いやすい時代となり、その結果として小回りをきくことが逆に競争力をつける上で有利になったのだ。


AWSやYouTubeのプラットフォームを使えることの価値


この点についてもう少し突っ込んで話をすると、なぜ今まで資本が多い方が有利だったかというと、設備の投資や新規事業をする際にお金が必要だったからだ。


そのため、より多くのデータを高速で処理するためにサーバーを増設したり、多くの人に認知してもらうためにテレビ広告などを大企業は活用していた。


でも今は企業でさえ、アマゾンのマーケットプレイスを使わざるを得ないし、テレビ広告よりもYouTubeでのブランディングの方に関心を向けるようになった。


そして、このプラットフォームはなんと利用することにお金がかからない!(マーケットプレイスはお金かかるけど、まあたかが知れている)。


ということを考えた時に今の時代はお金よりも時代に変化をすることの方が、すごく重要になったのだ。なぜならいち早く新しいテクノロジーを取り入れることができれば先行者利益を得ることができるから。


そして、その先行者利益はお金で買えるものではない。

だって企業がお金をいくら投下したところでYouTubeで多くのフォローワーを獲得することはできないし、先に始めたインフルエンサーに勝つことはできないだろう。


ということを考えた時に、今は使えるプラットフォームが大企業と個人では変わらないし、その活用にお金がかからない。となると、成否は資本の差ではなく、動きの早さになってきた。


で、大企業は方針転換をすることに時間がかかる故にその戦いにおいては不利になってしまうのである。


大企業が勝てる分野は?


という理由から僕は大企業の中で働くことはコスパが悪い!ということを思ったのだった。まあ、せめて個人でどこかのプラットフォームでお金を稼ぐくらいはしようよっていうことを感じたのだ。


とはいえ、大企業がダメかというとそうでは全然ない。 例えばプラットフォームになる企業は個人で作ることは難しいし、また資本が必要な業界はまだまだある。


例えば製薬業界とかメーカーとか。新薬を開発したい!と思ったら大手の製薬会社に入る以外は難しいだろう。


その場合は大企業に入って必死で働くことは意義があると思う。

でも僕は特にやりたいことがなかったし、できるだけ自由で楽しく働くことが人生を豊かかにすると思っていた人間だったので、コスパを重視したのだ。


そして一番のコスパを考えた時に今の時代だからこそできる個人で稼ぐというのが最高だということを思った。


ちなみに僕がもし経営する立場だったら、正社員は0人で全員を業務委託にすると思う。それは冒頭の小回りを重視するが故だけどね笑

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