鳥の目よりも虫の目よりも大事な「目」

よく物事を見極めるときは、虫のように細かくミクロな視点でみることと、鳥のように俯瞰して全体感を把握して判断することが大事だということを言われていたりする。


この点については間違いない。 どちらか一方だけあったとしても判断を誤ることがあり、そうならないためには細かい部分のみならず全体的にも俯瞰してみる能力が必要となる。


しかし意外と忘れられがちなのが、「魚の目」と呼ばれるものだ。これはどういうものか?というと世の中の流れを見極める力である。


つまりマクロの視点とミクロの視点を両方持っていたとしても世の中の流れも掴んでおかないと大きく外れて着地してしまうことがある。ということを考えた時にこの視点は非常に大事だし身につけるべきものではないだろうか?


転職で3つの視点を当てはめてみると、、、


例えば自分のキャリアでこの視点を当てはめて考えてほしい。 虫の目は具体的な企業に求める条件や実際に入社する企業だ。年収や休日、勤務地など、実際に自分が入社する際に注目すべき点についてである。


そして鳥の目に関しては他社についてだったり、自分の市場価値についてである。例えば人材業界だったら、リクルートの他にもパーソルがあるな、海外も含めるとロバートウォルターズとかアデコとかはどうだろうか?などの他社の情報。


そして、その中で自分はどれくらいの市場価値があるだろうか?営業での得意分野を生かせるか?など俯瞰して人材業界を幅広く見ることができる視点だ。


この2つだけでも十分な気がするが、今の時代はスピードがすごく早く、この2つだけでは「こんなはずじゃなかった」ということが起こってしまう。だからこそ、果たして人材業界はどうなっていくか?というトレンドも見極めていく必要がある。


例えばLINEなどのプレイヤーが参入するとどういう業界構造になるか?や、ギグワークが整備されることで、AP領域の広告だけでは市場が縮小してしまう、というより日本の人口は30年後には1/4消えているから、市場全体も何もイノベーションされないと25%シュリンクするな、とか。


こういう世の中の流れを掴んで初めて選択をすることが可能になるのではないだろうか?


大学生時代に感じたこと


それを僕が実践したのは大学1年生の頃。当時、法学部だった僕は周りが弁護士や会計士を目指している人が多く、すごく観察する機会だった。


大学では「資格さえあれば一生安泰」という空気があった中で、何かに頼るという生き方がそもそも安泰じゃないなっていう斜めに見ており、自分自身の稼ぐ力を身につけることに時間をかけていた。


そして社会人7年目になって、今の世の中を見渡すとやはり想像した通りのことが起こっていた。今は客がつかないと弁護士は食えないし、公認会計士も青春を捨てた対価として得ら

れる報酬を貰えている人は果たしてどれくらいいるだろうか?


もちろんお金だけではないので一概に言うことはできないが、ステータスという点について言えばもはや20世紀のようなブランドはないと感じている。


でもこの点についても魚の目さえ養っていれば気がつくはずだし、これからは大企業に勤めるサラリーマンも同じようなことが起きるのは確実に近いと言える。


だから時代が早く、不確実な時代だからこそ仮説を立てて世の中の動きを感じとる力が必要だ。そうしないと、シーラカンスと呼ばれる人材になってしまうから。

そうならないように気をつけていきたいものである。

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