最近、DAIGOのYoutubeにハマっているのだけど、その中の質問で「ひろゆきさんは本を読むなって言っているのですが、それに対してどう思いますか?」ということについて解説している動画があった。
結論から言うと「本は読んだほうがいい」ということになるのだけど、その意見がとても全うだと思ったので共有したい。
結局、人は自分のいいように解釈するし、いいとこ取りをしてしまう癖があるのでそれを正す上でも参考になるのではないだろうか?
天才と凡人を比較するな!
DIAGOの解説をそのまま共有すると「世の中に天才と言われる人たち、例えば世の中にないサービスを作ったり開発するような人たちは本を読まなくてもいい。というか世の中にないものを広めるのであればそれは当然本には載っていないわけで、そういう人たちは本を読まないという選択はあると思う。でも一般人であるあなたたちは本を読んだほうが効率がいい」
というようなニュアンスのことを言っていた。
これはホリエモンとかがよく話す、「好きなことを仕事にしろ」というような意見による解釈をする人にも同じことが言える。
ホリエモンが好きなことを仕事にできるのは、相応の努力(彼は努力という言葉が嫌いだけど)をした結果として得た経験やスキルの賜物であって、何もしていないわけではない。
それなりの時間を掛けて得た他人に代替されないような特別なものがあるから、できることだ。
それが何もそういったことをしない状態で、ただ好きなことを仕事にするという言葉だけ切り取ったところで、何者にもなれないだろう。
結局、人間は自分を正当化するために相手の話を部分的に聞くということをしてしまう生き物だと思う。その結果として、意図とは全然違う解釈をすることをしてしまうのではないだろうか?
じゃあ、なぜ本を読んだほうがいいのか?
とはいえ、本にはどうしても苦手意識があるとか、全然頭に入ってこないという人もいるだろう。そもそも、本を読む価値がわからないという人もいる。
この点については失読症の人が意外と多くいるので、そういう人たちに対して無理に勧めることはないけど、ただ時間がない(優先順位が低い)という人に対して思うのは、コスパが最強な勉強ツールということ。
あなたが本を書くということを想像してみて欲しい。こんな軽いブログなんかではなく、200ページ以上にも及ぶ内容(10万文字くらい!?)を1年とかかけて書くのだ。
その中には編集者のチェックや企画などの段階もある。つまりめっちゃ手間が掛かっているのだ。
しかも本になるということは、その時代で求められている人だから自分よりもはるかに世の中に対して影響を与えてるだろうし、そういう人たちが売れる本を書くために今まで得てきた知識や経験をふんだんに紹介してくれる。
それをわずか1000円とか2000円で得られるというのは、お得以外の何物でもない。
また仕事はアウトプットと言い換えることができると思うが、結果を出してお金をもらう行為だ。
そして、その結果を出すための練習がインプットなのだ。
つまりプロスポーツ選手で練習なしで試合ばっかりしていることはあり得ないのと一緒で、インプットしないで仕事ばっかりしているのもあり得ない。
そんな中で最高のインプットツールが読書なのではないだろうか?
是非とも、この点を意識して日々の習慣に取り入れるといいのではないだろうか?
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