仕事以外に限らず、どんな分野でも一流と呼ばれる人たちに共通することがある。
よく言われる言葉で「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と言われるように、成功していく人というのは偶然の結果だったり時代のタイミングだったりと一概に同じようなことを真似ればうまくいく、ということはできない。
しかしながら全員に共通することというのは、やはり、そこには深い意味があるということを理解する必要がある。
そこで今回は時代や手段ないし国境関係なく、仕事で成果を出すために意識をするべきことを解説したいと思う。
全てはOOで決まっている。
まず結論から答えると、OOというのは基準値のことだ。 つまり、成果を出す人と出ない人の差は基準値によって決まるということだ。
例えば営業に関していえば、達成率を毎年100%を超えるのは当然でトップを常に維持している人と、達成ギリギリだったらクビにならないからそれくらいでいいや、っていう人がいた時に、どちらが成果を出すかはいうまでもないだろう。
成果というのは日々の行動の結果の積み重ねで決まる。
そして基準値が日々の決断に大きく寄与しているから。
スポーツでいえば、毎年インターハイで優勝している学校と県内ベスト8で満足している学校があったときに、そりゃインターハイで優勝している人たちの方が厳しい練習をしているに決まっているだろう。
また日々の行動だけでなく自分自身のセルフイメージについても、基準値が影響を与えているということも追加で述べておく。
自分が大学受験で東大に行くのが当たり前だ、という基準値の人と、記念受験で受かったらラッキーくらいの基準値の人は、当然日々の勉強量は違うのだが、「受かるイメージ」というのも違う。
そして人というのはイメージできることには、全力を尽くすし諦めないで頑張ることができるが、イメージできないことを頑張り続けることができないという性質がある。
それゆえ、日々の行動とそれを支えるメンタルは全て自分の基準値が作っていると言えるのではないだろうか?
基準値を上げるにはどうしたらいいか?
そこで多くの人は「じゃあ、どうやったら基準値を上げられるの??」って思ったかもしれない。
その答えはすごく簡単だ。
「自分の周りを基準値が高い人で囲む」 それに尽きると思う。
昔、僕は道場で剣道をやっていたのだが、その時に先輩で全然強くない人がいた。しかしその先輩は中学生になると、びっくりするくらい強くなった。
それは、中学で入った剣道部が常勝の学校で強い人たちに囲まれていたからだ。
また僕自身、読書会を主催しているのだが、そこの参加者で初めての参加者は月に1冊〜3
冊くらいの読書量だけど、1年以上来ている人たちは最低5冊くらいは読んでいると思う。
それも本を読む基準値が高い環境に身を置いているからだ。
つまり、みなさんが自分のレベルを上げたいと思ったらやることはただ一つ。上げたい基準値が高い人たちが集まる場所に身を置く、ただそれだけだ。
年収を上げたかったら、年収が高い人と一緒にいる。 モテたかったら、モテる人と一緒に時間を共にする 起業したかったら、起業している人と付き合う。
それしかない。 ぜひ、そういうことを意識して日々過ごしてもらえるといいのではないだろうか。
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