仕事、死事、私事、志事
お前にとって「シゴト」ってどんな字を書くんや??
会社員の時、上司から言われたことだ。
正直、僕はこの話を聞いたときはあまりピンとこなかった。たぶん2年くらい前だと思うけど、、、
でも今になって思うこととしてはどの「シゴト」であるか?ということを明確にすることは大事だし、今自分はどこにいるのか?ということを考えることは決して無駄ではないということ。
ということで今一度この点について解説していきたい。
会社員時代の僕にとっての「シゴト」
僕はそれを言われた時、自分にとっては「私事」だった。そう、完全にわたくしごとだった。
「あとどれくらいで目標達成できるだろうか?」、「これくらい売ったらコミッションはOO円になるな」
というように完全に自分が頑張ったらどれくらいのお金になるか?ということしか考えられなかった。
しかし、そういう状態が続いた時に僕は段々と私事から「死事」になっていたことに気づいた。どんな状態か?というともぬけの殻。
なんで今この仕事をしているのかわからないし、やる気も起きないし、毎日つまらない、そんな状態だ。
正直、4つのシゴトの中で、この「死事」が一番キツイと思う。ちなみに上司からその問いを言われた時に、同じチームのメンバーが「死事」です、と答えていたが、確かに彼の目は死んでいたな、、、
ちなみに4つのシゴトの中で一番多い働き方をしているのはやはり「仕事」だと思う。特に日本の大きい企業で働いている人は。
上の人に仕える事、トップダウンで言われた通りのことをやればいいという発想。実際、そういう状態が一番楽だよね、思考停止していてもいいのだから。
だが、こういう状態が続くと何が問題かというと、仕事も時間が経ったら「死事」になっていくことだ。段々、つまらなくなるし、やる気も起きなくなってくる。
それなので自分が今「仕事」にいる人はしっかりと今の立ち位置を認識した方がいいだろう。
For youになった時に初めて「志事」に変わる
今はどこにいるの?って言われたら僕は「志事」にあると言えるだろう(ちょっぴり私事も
あるけどね)。
で、自分が「志事」だと感じたことはふと気づいた時に自分の利益のことよりも、いかに相手に「勝たせるか」という発想が最初にきた時に自分が今やっている仕事は「志事」なんだっていうことに気づいた。
ちなみに念のために言っておくと、相手に勝たせるからと言って自分が負けていいわけではない。Win-Winの関係が原則なので、最終的には自分も勝っていないとやるべきではない。
この志事の状態について今率直に感じることとしては、自分のしていることに対する後ろめたさが全くないし、心の底から社会にとって価値ある仕事をしていると言えるのだ。
それなので、仮にうまくいかなかったり否定されたとしても全く傷つかないし、変なストレスがない(ストレスはある)。
それなので全てのシゴトの状態を経験した身から思うことは、いかに早く志事の状態にいくことができるか?ということ。
それを真剣に考えて日々向き合うことはとっても大事だと思う。