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2021年ビジネス書ベスト3について

2021年も半分が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか? 僕自身、今年の目標は達成まで全然遠い状態でだいぶ焦りを抱えている状態ではありますが、生きがいを持って毎日を過ごせることに感謝し尽くせない日々を送っています。


今回は2021年に読んでとっても面白かったと感じる本を紹介します!

読書は自分の世界観や価値観を大きく変えてくれるものだと思っています。 学生時代から年間100冊を目標に毎年読んできました。


今はペースとしては落ちつつありますが、それでも日課になっています。 読書は成長の複利効果のある行為で、学歴よりも読書歴が重要な時代になっていると感じます。


それなのでぜひ習慣化されるといいのではないでしょうか?

ということで早速、本の紹介をしていきたいと思います!


オススメ3位:馬渕睦夫が読み解く 2020年世界の真実 百年に一度の大変革期が始まっている




元ウクライナ大使の馬淵睦夫さんが書いた国際政治と金融について読み解いた本です。アメリカと中国の関係も含めて、とってもわかりやすく解説されているので、国際政治に対して苦手意識がある人でも読みやすいと思います。


学校教育でしか歴史を学んでいないと、オカルトちっくな内容が満載ですが、ただしっかりと根拠もあるし元ウクライナ大使という肩書を持ちながら変な本は書かないはずです笑

私がこの本を読んで感じるのは世の中はある仕組みによって動いているということ。今の世界の現状は、仕組みを作っている人がそうあって欲しいと思っているからこそ、だと思います。


そんな中で世界を動かすことや世の中にインパクトを与えるということがどういう意味を持つのか?ということを考えさせられます。


逆に世界を動かしているメインプレーヤーを知らないで、グローバル展開や社会を生き抜くということは悪くいえば井の中の蛙になってしまいます。


世の中には目に見えるものと見えないものがある中で見えないものを見える人がチャンスを掴むことができると感じています。


それなので、世界を動かす「ディープステート」について、しっかりと読み解くことができ

れば世界観を広げることができるのではないでしょうか?


オススメ2位:起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男


私自身がリクルートのグループに在籍していたということもあり、すごく興味深く読むことができました。


なぜリクルートは成長し続けることができたのか?なぜ日本を代表する人材輩出企業になれたのか?ということの答えを出すことができました。


特に面白かったのが、リクルートが不動産業に参入して後にバブルを経験して江副さんがその世界にハマってしまったという場面でした。


まさしく今のソフトバンクと重なって見えるし、事業をコツコツ積み上げてきた経験がある人がお金にレバレッジをかけてお金を稼ぐとどうなるか?ということを考えさせられました。


周りから見たら、成功して人が変わってしまうのを見て「バカだな」って思うかもしれないですが、成功することができた人は決してバカではないし、そういう人が足を踏み外してしまうのは、頭ではわかっていても抵抗できない何かがあるはずです。


やはり事業を大きくしていくと同時に自分の器を広げていかないと、いずれは破滅を迎えてしまうということなんだなっていうことを思います。これは事業だけではなく、芸能やプロスポーツなど様々な世界にも当てはめることができるのではないでしょうか?


というを考える契機になりますし、戦後のベンチャー企業を人材という面で支えたリクルートが日本の高度成長にどう関わってきたのか?ということがわかるので、ぜひオススメしたいと思います。


オススメ1位:2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ


こういう本を読んで毎回思うのが、「天才には上には上がいるな」っていうこと。

またこういう本を読んでいて再度認識させられるのが、テクノロジーが格差をより一層加速させることに加えて、日本はこれからどんどん置いてきぼりにされるということ。


GAFAの時価総額は1兆ドル単位になっている反面で、いまだに日本のトップクラスは10超円レベル。規模でいえば10倍以上に広がっているのです。


となったときに新しいテクノロジーに投資できるお金の量も比べものにならないし、おいしい会社はそういう企業にM&Aされて、さらに差が出てしまいますね。もはや日本が世界で勝てる分野がなくなるのは時間の問題ではないでしょうか。


ちなみにこの本の前に書かれたのが「BOLD」そして「楽観主義者の未来予測」というものですが、これらの本を時系列で読んでいくと、こんな未来なんかあるはずない!ということが実現しているのが分かります。


例えばアメリカでは垂直農法や代替肉がかなり進んでいます。これは2012年に書かれた楽観主義者の未来予測にはすでに掲載されていました。またBOLDで、10年後にはS&P500の3/4は入れ替わるという内容についても、かなり当てはまっているでしょう。


ということを考えたときに、これから起こるだろう不老長寿や空飛ぶ車の実用化は間違いなく起こってくるということがわかります。


パースペクティブという言葉がありますが、人というのは認識できないものを欲しいと思わないし、考えることすらできません。

ぜひ、そのパースペクティブを広げる機会を持つといいのではないでしょうか。


読書の活かし方


ということで今回は今年読んでオススメの本を3冊紹介しました。 私のフィルターが入っているので、つまらない!と思うものもあるかもしれないですが、普段自分だったら選ばない本を読むという経験もしてみるといいのかなって思います。


また読書は行動に活かしてナンボですし、そもそもしっかりと記憶に定着させることが大事なので、ぜひその点も意識するといいと思います。

(毎週末に読書会や平日朝のニュース会をやっているので、興味あれば参加してみるといいと思います。詳細は以下にあります。)


僕の経験からしても、アウトプットできない本は読んでない本と同じだと思っています。せっかく知識を得る時間を投じるなら、効果的なものにしたいですね。


読書会・ニュース解説の参加はこちらから!



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