コロナ禍でも食への情熱は変わらず!? 外食のために国境を越えるフランス人【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.136】

報道によると、ベルギーとの国境近くにあるフランス北部のサン=ジャン=カペルのレストランでは、ヘルスパスの提示が義務化されて以来、週末の予約が入らなくなったという。


「先週末は、予約で土日ともいっぱいでした。300人近くのお客様がいらっしゃって、200人近くのお客様をお断りしました。ですが、今週末に関しては電話がかかってきていません」と義務化された直後、地元レストランのオーナーは同局に話している。


それでは、この客がどこに流れたのかというと、わずか100メートル離れた、国境を越えたところにあるベルギーのレストラン。こちら側では、ヘルスパスのルールが適用されないという。


ベルギー側のレストランのオーナーは、ベルギーではヘルスパスの義務付けがあるかどうかについての顧客からの問い合わせがあったそうで、「同じ会社で働く5人組のお客様がいらっしゃいました。そのうち1人がワクチン未接種だったため、フランスのレストランでは食事ができなかったそうです」と、コメントしている。


しかも、このレストランではフランス側からの顧客流入に対応するための人員確保に苦労しているほどだそうだ。


バカンス中に異例規模の抗議活動


複数の報道によると、フランスのヘルスパスは、新型コロナウイルスのワクチン接種完了、72時間以内の検査で陰性、6ヵ月以内にウイルス感染から回復したことのいずれかを示すもので、7月21日に映画館、劇場、美術館などの文化・娯楽施設で提示が義務化された。

その後、8月9日からバーやレストラン、交通機関などにも対象が拡大。同国を訪れる観光客にもこの措置は適用されるという。


ニュースチャンネルの「フランス24」によると、個人の自由が重視されるフランスにおいて、ヘルスパス提示義務の拡大は市民の自由の侵害と反対派は主張しており、抗議活動が広がっている。


内務省の発表によると、7月最終週には20万4000人以上が、8月7日の土曜日には約23万7000人がフランス全土で抗議活動を行ったという。


同局はこれを「バカンス真っ只中の抗議活動としては異例の人数」としている。

一方、最近の世論調査では、カフェやレストランでの提示義務拡大も含めてヘルスパスを支持するフランス人が明らかに多い、とも同局は伝えている。

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