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執筆者の写真Shunta Takahashi

コロナによる営業マンの一番のリスク

僕自身が営業をずっと経験してきたせいか、周りに結構営業をしている友人が多い。その中で色々とコロナでの影響を聞いたりする機会があるが、彼らが一様に答えるのは「厳しい」ということ。


それは間違いない。厳しいに決まっているし、逆に成果が出たらその人は本物だと思う。

ただ僕が気にかかるのが、次に出てくる言葉だ。「まあ結果が出ないのはしょうがないよね」って。


僕としてはそれを言ってしまったら営業として失格だと思っているのだ。

そう、コロナによる営業マンのリスクとして一番大きいのはマインドセットの問題だ。


負け癖がつく


よくクオーターでずっと達成し続けてきた人が一度未達になると、そのまま未達が続くということがある。それは、その人の腕が落ちたというよりは達成に対するマインドセットが落ちたことが原因ではないか?ということを感じる。


つまり絶対に達成するという気概がなくなってしまうと、一番の踏ん張りどころに時に「まあ達成しなくてもいいかな」って思ったりするのだ。その結果、なかなか成果を出せなくなってしまう。


そしてコロナによって未達が続くとそういう意識になってくるのだ。しかもみんな達成していないので、自分も達成できなくて当たり前、しょうがないよねっていう意識になる。

そうなるといざコロナが明けた後も同じように成果を出し続けることが難しくなる。


ということを考えた時にどんな状況であっても自責思考、つまり今起こっている結果は自分の原因が問題だということを考えて行動することが大事になってくる。


そうしないと環境のせいにするような考え方になってしまい、自分で努力したり改善するという発想にならなくなるのだ。


社会人1年目で負癖がつくと厄介だ!


僕は今の状況で一番危ない世代は?と聞かれたら間違いなく新卒1年目だと思っている。なぜなら彼らはそもそも自責思考の重要性やそういうマインドセットを持つことについて理解しているか、というとそういう人は多くはない(全くいないわけではないが)。

特に「まだ新卒なんで〜」とか「OOって言われていない」という口癖があるケースは間違いなく自責とは言える状態ではない。


そういう人たちがコロナによって営業ができないというのを言い訳にするのはいうまでもないが、それが続いてしまうと結果が出ないのは当たり前、営業は難しいというマインドセッ

トに変わる。


つまり負癖がついてしまうのである。1年目はまっさらなホワイトキャンパスゆえに、どういうものに触れるか?で大きく今後のキャリアの方向性が変わってくる。その中でぬるい状態にすると、それが当たり前になってしまう。


それなのでもしマネジメントなどに従事する人であれば、コロナへの影響は多少あるかもしれないが、結果にコミットする環境を作り上げること。評価されるのは営業では数字なのだということを植えつくようにすること、それが大事なのではないだろうか。





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