9月12日の読書会で紹介された本
更新日:2020年10月23日
ということで今週も開催しました!読書会です。 今回も色々と面白そうな本をたくさん紹介されましたので、もし興味があるものがあればぜひ読まれるといいと思います!
ディズニーCEOが実践する10の原則

本書はディズニーを劇的に成長させた前CEOが書いた成功のための法則を自叙伝に盛り込まれた内容となっています。
1974年、著者のロバート・アイガー氏はABCテレビの雑用係としてそのキャリアをスタートしました。1995年から23年ディズニーに勤務し、さまざまな人間と出会い、学び、奮闘して、成功をおさめていきます。
アイガーがトップに立った頃のディズニーは今よりも規模が小さく、アニメーション事業は凋落しており、数年に渡る内紛によって組織は疲弊していました。そこでまず着手した課題の一つが、前CEOの時代に悪化したピクサーとの関係改善です。
誰もが反対する中、彼は関係改善のみならず、ピクサーの買収さえやってのけました。
買収してもその会社らしさは残すというのがアイガーのやり方で、ピクサーのピクサーらしさを残した結果、ディズニーの基盤であったアニメーションは復活を遂げます。
その後、マーベル、ルーカス・フィルム、21世紀フォックスなどの大型買収案件を成功に導き巨大なグローバル企業へと発展しました。
その中でアイガーはリーダーシップの10原則を見出します。
それは
・前向きであること ・勇気を持つこと ・集中すること ・決断すること ・好奇心を持つこと ・公平であること ・思慮深いこと ・自然体であること ・常に最高を追求すること ・誠実であること
です。
また彼は真の経営者とは、わかりやすいビジョンを示し、それを繰り返し伝えることができる人物だということを語っています。
本書の中ではその原則を裏づけるエピソードが語られ、アイガーがリーダーとしていかに組織を導いてきたかがわかる仕組みとなっています。
企業のトップやチームを率いるリーダーはもちろん、多くのビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい一冊なのでぜひ読まれるといいと思います!
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」

プロゲーマー梅原大吾さんをご存知でしょうか。日本人で初めてプロゲーマーと言う職種を築いたゲームのプロ中のプロです。
この本を読めば、環境の変化が厳しいゲームの世界で活躍し続ける梅原さんの思考法がよくわかります。
彼によると勝つことと勝ち続けることは違います。 勝ち続けるためには一時の運や必殺技に頼らずに真の強さを目指していかないといけません。
その中で勝負の本質は勝つために最善の行動を探ることと言います。 多くの人は自分のスタイルとかやり方に固執してしまいますが、本当に大切なのは「勝つための最善の方法」を探ることなのです。
また結果が出なかった時、どう受け止めるかでその後の成長は変わってきます。勝つためには、一時の感情に流されずに、事実を受け止めて分析することが大事。なぜなら成長に繋がるのは事実の分析だからです。 またその上で真摯に自分を高めようとすることが必要になります。 ゲームの世界では、「人読み」という手法があります。相手の行動パターンを予測して、そこから自分の行動を決めるという方法です。
梅原さんはこれに頼って勝つことができたとしても、それは真の強さではないといいます。
なぜなら、この手法はある相手にしか通用しないため、極めて個人的な強さだからです。本当に強い人を志すなら、相手の弱さに着目するのではなく、自分自身の強さで勝つことを第一目標に行動すべきであるということです。
このように勝ち続けるために何が必要なのか?ということを徹底的に追究して、考え続けること。行動し続けることの大事さがわかる内容となっているので、ぜひ読まれるといいのではないでしょうか。
できる人は超短眠!

著者の堀さんは、1日30分睡眠をおよそ10年続けられています。
18歳の時に短眠の習得を目指して独自の研究を始め、7年の歳月をかけてメソッドを確立しました。
現在、日本ショートスリーパー育成協会の代表理事として、これまで1200人以上の方の睡眠時間を短くした実績があり、テレビにも多数出演されています。
その中では、11の新事実が書かれています。 例えば、7時間睡眠は現代社会では眠りすぎ!ということ。
睡眠の研究者によれば、もっとも長生きする理想の睡眠時間は7時間だそうですが、著者曰く、この根拠となる調査、研究は、入院患者を対象としているもので信頼性に乏しいとのことです。
多忙な現代社会において7時間も寝るのは長すぎで、寝れば寝るほど周囲の変化に置き去りにされてしまうと主張しています。
2つ目に病は睡眠中に進行するということです。 睡眠は身体を回復させてくれるもので、病気も早く治してくれるものだと考えがちですが、なんと睡眠中には、むしろ病が進行するとのことです。
実際に風邪とか引くのに気づくのは朝起きてからというのはよくあることですね。
という事実を踏まえた上で、どうやってショートスリーパーになるか? その方法は以下の7つになります。
①二度寝やスヌーズ機能禁止 ②自分の睡眠を記録 ③起床時間を固定 ④1日1回は昼寝する ⑤寝る前にストレッチをする ⑥週に1〜2回は長時間睡眠OK ⑦1日1回は睡眠に対する知識を上書きする
僕はこれを見て、睡眠時間を短くしようとは思いませんでしたが、もし時間が足りない!という方はぜひ実践されるといいと思います。
ということで今週もいろいろな本を紹介されました。
次回もぜひ参加してもらえればと思います!
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