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洞察力がある人の思考回路についてはどうなっているのか??

最近、めちゃくちゃ面白い小説を読んでいる。

その内容は、ある刑事が親戚の男性が最近、婚約していた女性が失踪してしまったので探してほしいという依頼を受けて、その失踪の謎を解き明かすというものだ。


めちゃくちゃ面白くて、なぜかというと刑事が色々な仮説を組み合わせて女性の特徴や言動を想像して、その仮説が当たっているかどうかを検証していくところが、勉強になるからだ。


その時の刑事が一つの特徴から、いくつもの仮説を考えていくというところが現実でも使えるのではないか、というかコミュニケーション能力が高い人はその力があるのではないかということを考えた。


逆に、洞察力や観察力がない人はそこが圧倒的に意識していない部分だろうなっていうことを感じている。


一つの特徴からいくつもの仮説を考える時のプロセスについて


どういう風なプロセスで思考回路を紡いでいるか?というと、それは一言でいえば具体と抽象である。具体的な事象を抽象して、他の具体的な思考に落とし込むという作業をしている。


例えば、いつも連絡に対する返信が遅い人がいた時に、そういう人は抽象的にどんな人か?というと、時間にルーズということになる。時間にルーズな人と言われる人は、相手に迷惑をかけることが往々にしてある。


なぜなら、ルーズかどうかは相手ありきで、自分の休日の時間の過ごし方とか自分の時間にとやかく言われることはない。つまり誰かに時間的な迷惑をかけた時に時間にルーズと言われるのだ。


で、時間にルーズ(=相手の時間を奪う)ことを平気でする人は相手のことを考えていない=自分中心、と言い換えることができる。


そして、その自分中心的な人は具体的に何をするか?を考える。お金を返さなかったり、ドタキャンをしたりする可能性が高いのでは?という風に、自分中心的な人が実際に行うであろう具体的なことを考えていくのだ。


そういう風にして、具体と抽象を折り混ぜ合わせながら、相手の全体像を理解していくのだ。





量が一定の質を作っていく


ていう具合に考えていくことができる人が実際に洞察力が優れている人だと個人的には思うのだけど、それができる人はある程度の人間と接触をしてきた経験があるケースが多いように思う。


なぜならその経験が自分のデータベースになって、他の事象があった時に呼び起こすことができるからだ。なので、経験値を積み重ねることで、比例して精度も上がってくると思う(もちろん、経験に対する学びの深さは人それぞれだ)。


なので個人的には、色々な人と会って考察して、、という経験は長期的にどんどん価値が上がるものだと思うし、僕自身も勉強会で年間数百人の人と会うようになってから加速度的に、それを身に付けられたと思う。


ぜひこの点はすごく重要だと思うので、意識してやってみるといいのではないだろうか?


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