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定量的に比較されるとダンピングが起こる!

資格に代表される定量的に測れるスキルって高校時代から、それを持っていて安定だっていうことを思うことができなかった。理由はわからない。とにかく会計士になったら一生手に職がついているとか、TOEICで900点あればどこでも通用するとか言われても本当か?っていうことが常に頭の片隅にあった。


でも社会に出て6年半の期間を経る中で色々な点が線になり、僕自身の違和感を言語化することができるようになった。

ということで今回はそれについて述べていきたいと思う。


アマゾンを買うときのことを考えてみ


人の価値ってモノに置き換えると非常によく合点がいくのだ。どういうことかというと、もしあなたが髭剃りを買いたい!って思ったとする。その時にどういうプロセスで商品を買うか?


これは別に髭剃り以外でも物を買う時のこと全般を想像して考えてみてもらいたい。

おそらくアマゾンとかで調べて、安い順に買うだろう。もしかしたら好きなブランドがあってそれを買うこともあるかもしれない。でも同じブランドだったら値段を安く出品しているサイトで買うに違いない。


このように定量的に価値が測定できるものについてはダンピングが起こって、安いところに全て持っていかれるのだ。


そしてこれが人の資格とかスキルでも同じようなことが言えると思った。

例えばTOEIC900点レベルで話せる人だったら誰でもいいっていうのであれば、その中で一番安く働いてくれる人に仕事が降ってくる。例えばフィリピン人とかね。


また決算のチェックしてくれる税理士法人だったらどこでもいいっていうのであれば、一番安いところに依頼するだろう。というか、今はソフトウェアが同じクオリティでやってくれるのだったらそれを使うわ!っていうね。


このように定量的なスキルだけで勝負すると、どんどん自分の価値が下がっていくしかないのである。それは流石にやばいよね、、、、


スキルとマーケティング力、付加価値で差別化を図る!


とはいえ、そのような資格やスキルが必要ないかと言われれば、それは使い方によると思っている。


どういうことかというと、例えば税務の知識を持ち合わせていて節税についてのコンサルティングをすれば、非常にニーズがあるし重宝される。


また弁護士もただ言われただけの業務をこなすのではなく、これからはどういうものが訴訟として流行るか?ということを考えていち早くその分野に参入する(例えば今ではSNSの名誉毀損の訴訟など)と、莫大な資産を築くことも可能だ。


このようにスキルをうまく使うことができれば、全然今の時代でも通用することは可能。

ただ大事なことはスキルだけで戦わないこと。それだけで安心だと思っていたら、気づいた時には稼げない人間になるだろう。

ぜひスキルを磨きたい!って思うタイプの人は参考にしてもらえればと思う!



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