故野村克也さんが本とかインタビューで語っている通り、どんなに努力をしてもどんなに頑張っていても、それが正しい方向じゃないと全く意味がないし、結局無駄な時間を過ごすことになってしまう。
じゃあ正しい努力の方向性ってどうしたらいいか?と聞かれたら、どのようなジャンルになるかによってアドバイスする方法が変わる、という結論になってしまうので困るのではあるが、、ただビジネスにおいて確実に言えることは「差別化」だ。
業界をリードする企業を経営していたり、その社員でない限りは「差別化」という部分にいかに焦点を当てるかが大事になってくる。そしてこれさえ確立することができれば、どんな時代でも生き残っていくことができると思っている。
なぜ地元のスナックに人が集まるのか?
その問いの答えは地方のスナックや個人が展開している習い事に答えがあると思っている。
例えばスナックを例にすると、スナックの定義を飲食店にしてしまうと味を追求したり、値段をいかに安くするか?ということに焦点がいきがちになる。そして、それを改善することができればお客さんがくる!と思ってしまう。
でも果たしてそうだろうか? 近くのお店にもっとクオリティの高い料理を出すところはあるのでは? チェーンで激安で展開しているお店があるのでは?
もしなかったとしても、仮にそれができた時には、お客さんはクオリティが高いお店や値段が安いお店に流れるのではないだろうか。もし自分のお店を料理のクオリティや値段で勝負しようとしていれば。
ところが、もし来店する理由があなたと話をする為だったり、常連同士で盛り上がったりすることが目的だったら、料理がそこそこだったとしてもくるだろう。値段が多少高くてもくるだろう。
だってお客さんが求めているのは、その場の環境やコミュニティだからだ。
これが弱者が生き残るための戦略のヒントだ。
どういうことか?というと、業界をリードする企業でない限りやコストやクオリティで勝負をしたとしても絶対に勝てない。
だったら何で勝負をするか?というと、コミュニティや個人のキャラクターで勝負することが大事なのだ。
これがしっかりと確立することができればどんな時代でも生き残ることができるようになるのではないだろうか?
これからは究極の個人戦になってくる中で思うこと
その中で個人の人がこれから求められる力というのは、自分のキャラクターというか色を発信し続けているうちに自分と共感するような人が集まっていき、それがコミュニティ化することではないだろうか?
そういう自分の色が強くなれば、「あなた」だから連絡がくる、「あなた」が提案するものだから取り入れる、というような関係になるだろう(もちろん、その分極端に合わない人も出てくるがね笑)。
これがもし確立できればオンリーワンになれるし、営業としては安定的に結果を出せることになるに違いない。
逆に営業力とか知識というところで勝負すると、上には上がいるので消耗線になってしまうのではないだろうか?
それゆえ個人的にはオンリーワン戦略を目指すことが、ビジネスにおける結果を出すために正しい方向だと思うのである。
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