人間というのは価値観が変わる生き物だなっていうことをつくづく感じる。
今までのキャリアを振り返った時に就活時代はエネルギー(資源関係)や商社にめっちゃ行きたい!って思っていて、広告や人材に全く興味を持たなかった。ましてやITなんか変化の激しい業界に行く人はしんどい以外の何者でもないでしょ!笑っていう感じ。
でも金融の会社で最初に配属された部署がITに特化した部門で、そこで色々なベンチャー企業を知るようになり、気付いたら外資系のHRtechに入社し求人広告の営業をしていた。
自分が全く関わる事がないと思っていた人材×広告×I Tという学生時代には興味のないトップ3を掛け合わせたような会社に入るなど夢にも思わなかった。
というように10年も経ったら価値観になんて変わるし知識をつけることによって方向性が変化することは普通のことだ。
だから今回の記事についても10年後には違うことを行っている可能性があるけれど、今のところ社会人8年近く経ってもずっと変わらずに思っている価値観がある。それはエンジニアは自分が絶対にならない職種ということ。
その理由について記事を書いていきたいと思う。
夢中には絶対に勝てない
その理由は単純だ。
一つ目が興味を持てないから。 二つ目が今から始めても勝てっこないから。
それをすごく感じたのが学生時代。高校の時、まだYoutubeが世に出て間もない頃にYoutubeやニコニコ動画の話題にしている同級生がいた。
その人は自作のパソコンを作ったり、1日中アニメをパソコンを使って見るのが好きな人間だった。それを見て、全く理解ができなかった。
と同時に、そういう人に追いつける気がまるでなかった。
その瞬間に僕はエンジニアという仕事は無理だなと悟ったのだ。
もし僕が新卒で入社してエンジニアになったとて、10年近く前からパソコンに触れている人間がいる。しかも好きでいじっているから仕事以外の時間もコードの勉強をしているに違いない。
となった時に自分がどんなに努力をしたところで夢中でやっている奴には勝てるわけがないということを感じたのだ。
そして、その差はどんどん開いていく。もし僕が今からエンジニアになろうとしても、もう周りには15年も経験している人がいると考えたら、絶対に無理やんていう気しかしないのだ。
自分の勝てるフィールドで闘う
ということで、僕は営業の世界に飛び込むのだが、これはすごく自分には向いていたように
思う。
なぜならビジネスの知識であれば、努力感なくずっと触れていても飽きないからだ。会社の財務状況や株価、設立経緯など、一度聞いたら全然忘れないし、ずっとそのことばかり考えていられる。
つまり自分にとってのギークはビジネスサイドであることがわかったのだ。
それこそ個人事業主になってから、その部分が加速しているように感じる。
今は政治経済や金融の歴史、宗教など様々なジャンルを勉強しているし、Youtubeはビジネス系ばっかりだ。なぜなら好きだから。
だから周りに知識とかで対抗してくる人もいるけど、僕はそういう人には努力で戦おうとし
ても無理だよっていうことを言っている。
なぜならライフワークになっている人とやらないと!って思っている人ではブラックや!っていうくらい時間をかけているから。
それを天職という人がいうのかもしれないけれど、もし自分にとって何時間かけても全く飽きない!っていうものがあれば、それを突き詰めるといいと思う。
僕にとってエンジニアという仕事はその対象じゃなかったというだけだし、もしあなたがエンジニアをしていてそういう風に思えないなら、一生それで食っていくのは厳しいんじゃないかなって感じる。
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