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執筆者の写真Shunta Takahashi

経験に勝るもの

28歳になって、比較的長く継続しているTo doが増えてきたなということを感じる。

例えば、筋トレは17歳から始めているから、かれこれ12年近く経っているし、ランニングは15歳から始めているので、もうすぐ人生の半分だ。


また特段今は勉強はしていないけど、定期的に映画や音楽などを通じて英語に触れることもあるし、広義の意味で営業は新卒からもう6年半経つ。


その中で「経験」というものについて考えることがある。経験に勝るものはあるのだろうか?もっとそれ以上に大事なことはあるのだろうか?

そして一つの答えとして出たのが、経験に勝るものは、、、、ない。


フィードバックを得続けた経験は最強だ


学習という観点において、経験というのは非常に大事だ。逆にこれは料理でいう具材みたいなもので、どんなに切れる包丁を用意しても、超一流のシェフを雇っても、そもそもの具材がなければ何も作れないように、学習においてどんなフレームワークやテクニックがあっても経験がないと何も活用することができない。

そういう意味で経験は全ての学習のベースにあるものだと思っている。


実際に機械学習はいろいろなデータを機械にインプットをさせて学習させることをしていると思うが、AIは人間の脳に似せて作られていることから、人間の脳も学習が非常に大事ということがわかる。

しかしここで注意しないといけないのはただの経験は無駄だ、ということ。

毎回フィードバックを受けて、なぜこの行動はダメだったのか、こうしたらもっとよくなるのではないか?という実際に自分がやってみてダメだったかどうかという結果、そして改善するための打ち手を出すということを繰り返さないと、それは意味のある経験とはいえな

い。


この文章を前半読んでいて、経験が大事ということに違和感を持った人は、おそらく経験を生かし切れていないからだと思う。

それなので、ただ長くそれに携わっていればいいという訳ではないのだ。


経験がなければ擬似経験をするべし


実際に自分で試行錯誤しながら経験をしていくと、どんどん結果は簡単に出るようになるし、めちゃくちゃ楽しくなってくる。ただ経験をするまでにどれくらい時間がかかるか?5年も経験しないとダメなのか、など思って落胆するのはまだ早い。


実はそれをもっとブーストさせる方法として「擬似経験」というものがある。つまり自分が経験しなくても他で経験した人の話を聞いたり本を読んだりすることで、あたかも自分が経験したように思えるのだ。


実際に自分が生で経験するものに比べるとその効果は半減するかもしれないが、ただ物理的に経験がない人はこの手法はかなりおすすめだ。


それによって自分が経験するときに、デジャビュのような感覚で過去にそれを経験したような状態になる。またそうなると、同じ初めての経験でも全然吸収が変わる。


それなので、もし人よりも少ない時間で多くの物事を吸収したければ事前に擬似経験をしよう。

そうすることで、さらに密度の濃い人生を過ごすことができるようになるから。


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