top of page
執筆者の写真Shunta Takahashi

逆張りの思考のすすめ

今の社会というのは人間が作った制度だ。そして当たり前だが人間は不完全であり、完全なシステムを作り上げるということはできない。

それゆえ僕たちが生きている世界には多少なりとも歪みが存在している。

そして、その歪みを生かす人とそこに気がつかない人がいるわけだが、この違いが富の違いになってくると思っている。


例えば、僕はやっていないけどマイクロ法人を作って自分に給与所得を支払うことで会社の経費と給与所得控除を収入から差し引くことができてしまうのだが、それを生かしている人はベンツとかの高級車を乗り回りしていたりする。


かたや配当などについては企業が税引き後に残った純利益を分配することになるが、それを受け取った人は配当に対して20%の課税がかかる。つまり二重課税になっているのだ。

このように税制のように色々な人の利害を調整した結果、玉突き事故みたいに新しい制度を追加したり配慮したことにより、俯瞰してみた時に訳がわからない仕組みになったりしている。


このようなことに気づくことが世の中を生きていく上ではすごく大事なことだ。そしてそれを一言で表現すると逆張り思考と言えるのではないだろうか?


競争というのは激しいと利益が少なくなるのは当たり前


なぜ逆張り思考がいいか?というと利益というのは競合が少ない(弱い)ところに存在するものだからだ。

それなので頑張ってもその対価は少ないけど、あまり頑張らなくてもなぜか儲かってしまう市場があるのは事実だ。


そういうところをいち早く見つけて参入し、多くの人がチャンスと気がつく前に利益総取りする。そして競争が激しくなったら一足先に引いて次の市場を探す、ということをすることができるかどうかが凄く大事だ。


でも面白いことに、多くの人がみんなが行きたがる市場に群れる。 成功したいと思いながらみんなと同じ行動を取らないと不安がる。

すっごく言葉を汚くして表現すると「バカなのか?」ということだ。


実際に有名大学の就職人気企業ランキングとか見ても、絶対にそこに行ったら出世できないだろ笑っていう会社が軒を連ねている。そもそも10年後にその会社ないやろ?っていう会社もたくさんランクインしている。


もし有名大学でそれなりに頑張ってきたのであれば、そういう人が入らないような企業に入れば早々と出世できるだろう。それを行列が並ぶお店に永遠と待ち続けるのは非合理的なこ

とではないだろうか?


とはいえ僕も最初はそのことに気がつかなかったけどね笑


まあ偉そうなことをいっている僕も新卒で入ったときはそういうことにすら気がつかなかった(実際にオリックスという大手企業に入社しているし)。


でも実際に社会人1年目から商売をやっていく過程で、世の中の本質に気がつくことができた。普通の人だと見ることができないレンズを手に入れることができたからだ。


なので、そのことに気がつくことができたのは完全に運が良かったということになるのだが、でも僕が今の商売を続けているのも市場として存在しているプレーヤーを見た時に、このドメインだったら勝てるって確信しているからだし、それが10年後に競争が激しくなっているか?と考えたら、まあ大丈夫だろうと思っている(僕も少しずつ成長はしているはず笑)。


だから今後も僕が行動するかどうかの基準はみんながやらないと判断するか?

そこに尽きる。だってそういう市場はおいしいから。


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page