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執筆者の写真Shunta Takahashi

自分が重要だと思っていることは重要ではない

最近、茨城県でナンバーワンの来院数を誇る柔道整復師の先生の話を聞く機会があった。その人は僕が知っている限り、日本で最もプレゼンが上手な接骨院の先生だ。


そこで話されることは毎回多くの気づきをもらえるのだが、その中で今回すごく印象だったのは自分が重要だと思っていることは実は重要ではないということだった。

その点にいて考えたら非常に深い話であるということに気がついたのだった。


学生の人と話をすればわかる


それはあなた自身も経験したことがあるはずだ。

例えばOB訪問を受けたときに学生から色々質問されることがあると思う。



「TOEICはとっておいた方がいいですかね〜」とか「OB訪問すれば内定もらえる確率は上がりますか?」とか、、もうキリがないが学生がこれって大事なことかな?って思うようなことは、既に社会人になっている人から見たら重要ではない、ということが往々にしてある。


これは、実は社会に出てからも一緒だ。


新入社員が、出世をしている部長に質問する内容は部長にとってみたらくだらないことが結構あるし、社長を志す人がする質問の内容が経営者からしてみれば取るに足らないこと、というのは往々にしてある。


僕もよくフリーランスになるには会社で結果を出したり、知識をつけることが大事ですか?ということをよく聞かれるけど、そんなことよりもマインドセットの方が大事だよっていうことを話をする。


その時によくある反応が「そうなんですね」と言いながら左から右に流されている。

このように既に自分が行きたい世界にいる人と自分がいる世界にギャップが存在している時に、重要度にもギャップが生じていることがある。


ということがあった時にどうしたらいいか?というと、その世界にいる人の方が正しいことの方が多いのだから、そこに素直に従うことだ。

それをしないと、いわゆる「ズレた」自分になるしかない。


だんだん感覚が同じになってくる


このギャップを埋めるには、壁打ちをしながら自分の感覚を修正していくしかない。

逆にそういうことをすることができれば段々と自分が思っていることと、自分が行きたい世界の人が感じていることのギャップが埋まってきて、同じような感覚になってくるはずだ。


僕はこの過程がすごく好きだ。なぜなら成長実感することができるからに他ならないし、や

はり思考から行動が生まれるというように、自分の考えていることが行動に反映されて結果になって現れてくるからだ。


それなので、できる限り自分が思っていることにズレがあった場合は自我を出さないようにして、思考を信託する事を意識するようにしている。


もちろん、前提として「自分が得たい結果を出している人」ということが条件ではあるが。

それなのでもし今の自分自身が煮詰まっていたり、成長が止まってしまっていると感じるのであれば、この点について意識を今一度するといいのではないだろうか?



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