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執筆者の写真Shunta Takahashi

世の中に出ている情報を鵜呑みにしない

更新日:2020年4月19日

今の時代、色々な情報にアクセスできるようになっているがゆえに、そういうものに対してリテラシーをつけることが求められるよね。


また実際に権威のある出版社や人物であったとしても、必ずしも鵜呑みにしてはいけないと強く感じる。なぜなら「立場」というものがあるから。


さらに、都合が悪い情報などは編集の際に掲載元から削除されていたり、一般的に流行っている考え方が良く見えるように偏った部分だけが強調されていたりする(特に起業とかは華やかなことが強調されがちやで)。

それなので、情報をアクセスする時には色々な面から見ることが大事だ。


ポジション・トークに気をつける


人は自分が現在置かれている立場に対して、肯定的な主張をする傾向がある。まあ当たり前っていえばそうだが笑笑。


例えば新卒でベンチャー企業に入った人に入社して、大企業に新卒で入るのはどう思いますか?って聞いても、その人が大企業の良さを語ることは稀だと思う(その後、後悔して大企業に転じた場合でない限り)。それは逆もまた然りで、最初に大企業に入った人はそれを肯定するだろう。


それなので、自分が実際にいた立場を人間は自然に肯定する傾向にあるので、それが悪いというわけではなく、情報を取る際に意識することが大事だ。

できるならば多面的に色々なバックグランドの人に質問をしたり、なぜそのような答えになったのか?ということをフラットな視点で捉えることが大事だと思っている。


身近な人からアドバイスを求めることのリスク


まあ、これらの点は「言われなくてもわかってるよ」って言われそうだが、多くの人が頭で分かっていながらも陥ってしまうこととして、身近な人に全てを鵜呑みにしてしまうこと。

一番は両親、そして親友、同僚、さらに彼女・彼氏まで、、、

これらの人は確かに身近な人であなたに対して、幸せになってもらいたいという考えをもと

にアドバイスをすると思う。


でも、彼らはそのアドバイスをできるだけの経験や知識をあるか?というとそうとは限らな

い。


例えば公務員で終身雇用・年功序列で働いてきた親にフルコミッションの企業に転職したいって相談しても、デメリットの部分しかアドバイスできない。


インドに行ったことない友人に、GWにインド行こうと思うんだけど、、って聞いたら「危険だからやめとけば」とか「下痢したり病気になるんじゃない?」みたいな、イメージで意見を伝えられる。


それはそれでいいと思うが、「そっかー、じゃあやめとくわ」っていうことで自分の考えを変えるのは、僕としては正直信じられない。

でも色々な場面においてそういう人が多いと感じる。


人の意見に耳を傾けることは大事だと思うけど、やっぱり自分の軸に従って最終的に判断することがいいと思うし、そうでなくともすでに経験している人からのアドバイスを受け入れるべきだと思う。


アドバイスを聞く対象を掛け違えて、求めていない方向に行かないことに越したことはないと思うので、そのリテラシーは若いうちから意識して身につけておきたい。

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