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執筆者の写真Shunta Takahashi

インプットなんかしても意味ないよ??

大学時代から僕はとにかくインプットの量をこなしまくっていた。本でいえば月に10冊くらいは普通に読んでいただろう。あとは動画学習ということで、テレビなどの教育番組やビジネスドキュメンタリーなどにも時間を充てていた。


それが今の自分を作っているし、これらの経験は本当にやってよかったということを感じている。


じゃあなぜこんなタイトルにするかというと、インプットという情報を入れる作業をしても、人によっては自分の都合がいい情報しか入らない、もしくは自分のいいように勝手に変換されてしまうことがあるからだ。


つまりインプットをする上で大事なことが、正しくインプットができる人間であるということ、それができない状態であれば正しくインプットができる人間になれるように寄り添ってくれる人がいること。それがとても大事なのだ。


勝手に変換されると逆効果になる


例えば有名な本で「7つの習慣」があるが、この本を読んだ感想で「主体性を発揮することが大事だと思った」というのが結構多い。実際に僕もその部分が一番印象に残っている。


ただその上で、主体性を発揮するってどういう意味だと思うか?ということを聞くと「・・・」みたいに何も答えられないみたいな、あるいは「とりあえず早起きしてみまし

た」というよくわからない解釈されることがある。


実際に影響の輪と関心の輪だったりというような話がスッと抜け落ちていたりするのだ。

あと安宅和人さんの「イシューから始めよ」という本も衝撃の本でした!という人が多い割にその内容をしっかりと理解している人は少ないという印象だ。


僕も正直、この本はめっちゃ難しくて半分くらいしか理解できていないと思う。それでも多くの人がこの本で紹介しているポイントは「いやいや、それは流石に違うやろ!?」というような解釈をしている印象だ。


このように自分が解釈できるだけの思考がないと、インプットを入れても全く効果的にならないという事態が起こってしまうのだ。それを知らずにただ情報だけを集めても、正直非効率だよっていうことを言いたい。


解釈できる人から視点を学ぶことが大事


それなので最初はやるべきこととして、自分の解釈が果たして正しいものであるか、もっと深い洞察ができないか?ということをベンチマークできる人を探すことが大事だと思う。


実際に僕も社会人になってからそういう人が周りに結構たくさんいたし、毎回その人たちの視点を聞いて自分はなぜそういう視点がないのか?ということを振り返ったものだ。


そして今では、その人たちがこの本を読んだらどこに着目するだろうか?という考えで見ることができたので、昔に比べたらかなり視野を広げることができたと思っている。


それなので、まだその点について不安がある人は遠回りしてでも、そういう視点を身に付けることをおすすめしたい。もし余裕があるのであればインプットと同時並行してやってもらいたい。

いずれにしてもインプットを正しく吸収できる自分作りということが大事なんだよ。


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