よく出てくる言葉として「意識が高い」っていうものがあると思う。誰もが一度は口にしたことがあるだろうし、口に出したのを聞いたことがあるものだと思う。じゃあその意識って何の意識なのか?っていうのを考えたことはあるだろうか?
また意識が高い人と低い人は何が違うか?ということを考えたことはあるだろうか。
僕は自分自身に関していうと10年前に比べたらいわゆる「意識」というものは高くなっていると感じている。それは10年分の歳をとったからだ。
じゃあその意識って何を指すのか?
それは人生に対する意識のことだ。
究極は自分の死を考えるか?
そう。僕にとっては意識が高いという人は人生に対しての意識が高いということが言えると思っている。
そして人生の意識が高い人は往々にして、自分の「死」というのから逆算して物事を考えている。つまり目的思考、ゴール思考、なんでもいいけどつまり全て終わりから逆算している考え方をしているのだ。
それに対して人生に対しての意識が低い人は「いつかよくなると思っている」とか「とりあえず」という発想から始まり、そして「まあいいか」で終わる。
つまりOOをしたい!というWillが非常に小さいのが特徴なのではないだろうか?
僕の場合は自分の死を意識するというよりは、この10年の中で色々な50代や60代の人を見てきて、そしてそれぞれどのような決断をすればどういう結果になっていくのか?というサンプルを見ることができた結果、色々と感じることがあったのだ。
10年前の18歳は自分の60代や50代は親とか先生くらいしかサンプルがないので、大体歳を取ると同じような人生になっていくというイメージしか持てなかったが、それが「こんな生き方もあるのか!」とか「こういう人生になったら自分はいつ死んでもいいな」と思うような人もたくさん見たなかで「どうしたらそうなれるか?」ということを常に考えてきた。
その結果としてやはり毎日の積み重ねでしか人生を変化させることができないということに落ち着くわけだけど、まあ当たり前だよね。
でも多くの人は、ある日突然人生の転機となるようなことが起こるんじゃないか、とかいう空想を抱いていたりする。意識的にしろ無意識にしろ。
毎日を0.01成長するだけで、1年で37.8になる!
この毎日の積み重ねというのを意識すればどういう結果になるか、わかると思う。自分が0.01をやるだけで365乗かけると一年で37.8になるのに対して、-0.01退化するだけで、1年で0.03になる。
つまり1日が+になるような日々を過ごすか、ーとなるような日々を過ごすかで1年でとてつもない差になる。
これが2年経ったら、、、もう考えるのも怖くなるよね。
それなので、もし人生を大きく変えたい!と思うのであれば自分の人生にとってプラスになることを毎日続けよう。毎日。
そうすれば数年経った時に大きな芽が開くことになる。
それを信じられるかどうか、とっても大事だ。
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