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執筆者の写真Shunta Takahashi

人生の局面で決断を下すとき、あなたの心理はどう動く?【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.84】

決断を下すというのは、さまざまな選択肢からどのような行動を取るべきかを考えるために戦略を練ることです。

つまり、「選ぶ」だけでなく常にそこには「実行」「行動」が付随してきます。これは簡単なことではありません。なぜなら、決断を下すことにおける重要な要素の一つに「不確実性」があるからです。


そして不安は焦燥感をもたらしたり、決断を下すことを妨げる障壁になったりします。また逆に、深く考えずに行動してしまうような心理的状態を引き起こすこともあります。

確実性がないなかで決断するのは不安が伴いますが、それはデータを収集しないで判断することに慣れていないのです。


断を下すには重要な要素があります。一つ目は「どのような状況で判断するのか」ということです。仕事においてなのか、プライベートにおいてなのか。

2つ目は「決断する本人の性格」です。つまり、経験、直感、価値観、論理的能力などです。

自分自身の価値観と対決し、乗り越えていくことができないのです。つまり、認識的側面が機能しないときには、感情面も考慮することです。健全な感情によって自分を導くことで、決断の純化を図ることができるのです。

何かを変えようとする際は、考えるだけではいけません。何らかのアクションを起こさなければ、何も変わらないのです。


ときには自分の感情に耳を傾けて


過去の判断について後悔しないことです。

大事なのは、より良い決断を下すことである、というのを忘れないでください。あなたが最初にしたことはとても良いことです。それは何かを「決めた」ということなのですから。そのあとに手直しする必要が出てくるかもしれませんが、それは次にすればいいことです。


そして「罪悪感」を「責任感」と入れ替える。つまり、過去に自分が下した決断を受け入れ、それに対して責任を持つのです。そのときにはそれが良い考えだと思い、選んだのですから。


私は2つの要素をお勧めします。一つは理性的要素で、思考、分析、代替案の模索です。そして代替案を選択した際に起こる可能性を見極めて、行動することです。これらを視覚化することは、行動するための訓練にも繋がります。


そしてもう一つのポイントは、自分の感情に耳をすませることです。感じるだけでなく、ほかの感覚に対しても耳を傾けるのです。脳が司る理性と感情、これらの2つの要素を組み合わせたものに従えば、さらに意義ある決断を下すことができるでしょう。


そうしたあとには、たとえ何が起ころうとも、学ぶべきことがあります。この学びが、あなたのことを鍛えてくれます。こうして、さらに決断を下す準備が整っていくのです。

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