オランダの心理学者が「自殺用の粉薬」を100人以上に売ったと告白。その理由とは?【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.183】

オランダの心理学者が新聞の取材に対し、「自殺用の粉」を100人以上に渡したと明かし、物議を醸している。


オランダ紙「デ・フォルクスクラント」のインタビューに答えたウィム・ファン・ダイク(78)は、同国で安楽死の法律をめぐる議論を引き起こすことが目的だとして、罪を問われても構わないと語った。


「私がしたことの重大さは理解しています。でも気にしてはいません。司法がこの問題を無視できないほどの社会不安を呼び起こしたいのです。逮捕されたり投獄されたりしても構いません。何かを起こしたいのです」

オランダの法律では、患者が「耐えがたい苦しみのなかにあり、改善の見込み、または他の救済策がなく」、本人が「熟慮したうえで求めた」場合に限り、医師のほう助による安楽死が認められている。

ファン・ダイクは、現行法の改正を求めて活動したり安楽死を願う人々に助言したりする団体「ラスト・ウィル・コーポレイティブ」のメンバーだ。


検察はすでに、同団体の会合に参加していた人々が「エージェントX」として知られる致死性の薬を購入していた疑いがあるとして、捜査を始めている。7月には、同団体のメンバーで「アレックスS」と呼ばれる28歳男性が「自殺薬」を数百人に販売していた容疑で逮捕された。検察に寄れば、この薬で少なくとも6人が死亡したという。


ファン・ダイクはインタビューで、団体の会合参加者らにこの薬を50ユーロ(約6600円)で販売したと明かしている。


「私は、将来的に自分の最期を自らの選択と手段でコンロトールしたいと思っている人々に、慎重に提供しました。私は提供者です。エージェントXを100人以上に渡しました」

「ラスト・ウィル・コーポレイティブ」は2013年に設立された。ファン・ダイクは妻が認知症で他界した後、この団体に関わるようになったという。

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