企業でも個人でもそうだけど、この世の中は「結果」を出すかどうか?ということからは永遠に逃れられないなっていう事を感じる。
そして面白いのが、結果が出ない時は「OOだからうまくいかないんだよ」と言われるOOが、結果を出すと「OOだからうまくいったんだね」というように評価される対象になったりすることが往々にしてある。
つまり、人間というのは基本的に「結果」ありきで物事をみる過程の中で、人の特徴を判断しているのだ。
という事を考えた時に、案外、人というのは適当なんだなっていう事を感じたりするのである。
もっと言うと、実際に結果を出したかどうか?よりも・・・
さらに深堀って考えると、実際に結果を出しているかよりも、過去結果を出したりする事でこの人は「結果を出した人だ」と思われても、その人のスタイルが評価されるということがあるのではないだろうか?
これは僕自身の社会人経験を通しても感じる。
例えばIndeedに在籍していた時に、結構新規開拓が得意で最初の半年はかなり結果を出すことができた。でも、その後に大手企業に特化したチームに移ってから結果を出すことができるようになるまでかなり時間がかかってしまった。
それでも、その間は新人で入社した人からアドバイスを求められることが多かったし、かつての僕自身の結果を知っていた人からも、期待をかけられることが多かった。
ただ当時の自分としては「過去の営業スタイルは今では通用しないし、そんなのを聞いたところであんまり意味ないんじゃないかな〜」と感じていたのだが、、、
その時に分かったことは、結果を出せば自分の思いや意見が通りやすくなるんだなっていう事。逆に結果を出していないのにあれやこれや言ったとしても、相手の人はあまり真剣に聞かないんじゃないかっていう事を思うのだ。
僕自身もかつて上司に言われた事
確かに僕自身も新卒2年目くらいの時に、当時の副部長に「お前は結果を出している人には関心を持って色々聞くけど、そうじゃない人の話は全く聞かないよな」っていう事を言われたことがある。
「このおっさん、何を言っているんだ!?当たり前やないか」と感じながら聞き流していたのだけど、僕自身もやはり結果を出している人からの話を聞きたいと思うのである。
誰に対しても素直に聞くっていうのは人間関係的には良いことなのかもしれないけれど、もし自分をもっと成長して結果を出したいという事を考えた時に、それを実際にやってのけた人からの話を聞いた方が確実にうまくいく確率が高いと思う。
逆に結果を出していない人のアドバイスを聞いて結果が出るんだったら、なぜその人は結果が出ていないのか?という事を思うのだ。
だから、僕自身の軸としてはとにかく「結果」を出す事で、その人のスタイルやプロセス自体も評価されるんだなっていう考えを持って、色々なことにトライしていきたいと思うのである。
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