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好きなことを仕事にするか、好きなことができる仕事にするかは全然違う

よく自分が熱中できることを仕事にした方がいいということをいう人がいる。実際にそれで


お金を稼いでいる人もいるし、その意見は一つの価値観として一理あると思う。

でも今までの経験上、僕も含めてだが、好きなことを仕事にすることは結構難しいと感じている。


その理由として、好きなことがお金にならないからということはもちろんあるが、それ以上に好きなことを仕事にすると好きじゃなくなる可能性があるから。


僕は仕事とはお金をもらって価値を提供する行為だと思っている。お金をもらう以上はプロとしての意識が必要だ。その中で好きでい続けることは結構大変なのだ。


プロとはお客さんのファーストのことである


じゃあプロってどんな人って考えた時に「お客さん」のことを第一に考えて判断行動できることだ。


つまりクライアントファースト。それがプロというものだと思う。 この点についてよくよく考えたほしい。自分の利益とお客さんの利益が相反することはないか?と。


つまり自分は本当はOOしたい!と思うようなことでも、それがお客さんの利益に反することだったら、後者を尊重せざるを得ないということがあるのだ。


極端な例だが、仮に法律が好き!ということで弁護士になった人が、クライアントになった人が超うざい人で裁判で争う相手が昔から好きな人だったとしても、嫌いなあいつを弁護する必要がある。プロとして当然だ。


つまり好きなことを仕事しても、それが好きで一生いられるか?というと結局嫌なことをたくさん経験するし、自分が本当はOOしたいということでも妥協しないといけないということがある。


好きなことができないこともあるよ


またよくある典型として、旅行が好きだから旅行代理店に勤めます、ロレックスが好きだからロレックスに勤めます、という人もいるけど、それも違う。


なぜなら旅行代理店に勤めたら海外に行く時間が少ないし、ロレックスの社員の給料だったらロレックスをたくさん買うことはできないからだ。


つまり、好きなモノ、ことを提供している企業に勤めることでやりたいことができないということが往々にしてあるのだ。


じゃあ、どうしたらいいか?というと、僕は一番オススメの思考として「好きなことができる仕事か?」という発想を持つことが大事だと思っている。


例えば旅行が好きだったら、いつでも旅行ができる柔軟な働き方ができる仕事を選ぶし、ロレックスが好きならそれを余裕で買えるくらい給料がもらえる仕事を選ぶ。

このように好きなことを仕事にするよりも、好きなことができる仕事はなんだろうか?という観点で考えた方が絶対に幸せだと思う。


僕もこの考えにたどり着くまで社会人を数年経験したけど、今ではこれを早い段階で知れてとっても良かったと思っている。

ので今回、この考え方についてシェアしました!




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