自分の限界は誰が決めるか!?
僕はずっと自分の限界は自分が決めていると思っていたし、それに対して疑いの余地を持っていなかった。
だから自分の限界を取っ払うようにイメージトレーニングしたり、高い目標を設定したりと意識することを心がけていた。
でもつい最近、色々な情報を収集する中で、実は自分の限界を自分で決めることには限度があるということに気がついた。
じゃあ何が決めているのか?ということを考えた時に自分の中として出た答えは「環境」と
いうことだった。
ロジャー・バニスターの話
有名な話だがロジャー・バニスターという人の1マイル4分の壁を超えたという話がある。これは人間は1マイル4分以下で走ることは不可能と言われていた中で、彼がその限界を超
えて達成したというところから始まる。
実は大事なポイントは1マイルを4分以内に走ったということではない。
その翌月、オーストラリアのジョン・ランディ氏は3分57分09を記録すると、約3年間で15人のランナーたちが3分台のタイムを残したのだ。
実はロジャー・バニスターが1マイルを4分以内で走るまでは、新記録は10年近く出ていなかった。そのため、人間が1マイルを4分以内で走ることは不可能と言われたのだ。
しかし彼がその記録を破ると、同じランナーが「自分もいける!」と思うようになり、自分の限界値を取っ払うことができた。つまり、近くに自分の限界を疑えるような存在がいたからこそ、そういうマインドセットになることができたといえるだろう。
ちなみに、なぜ僕が今回「環境」という言葉を使ったかというと、自分が所属していないと思っている「環境」では、どんなにすごい結果を出したとしても、限界値を取っ払うことができない。
だからウサインボルトが新記録を出したとしても、影響を受けるのは南米の選手で、日本の選手には影響を受けない。日本人が影響を受けるのは中国とか韓国、また同じ日本人だ。
さらに言うと、ランナー以外の人は同じ日本人だったとしても自分にはできる!とは到底思わない。
つまり自分自身が「この人にできるんだったら」と思う人が達成したかどうか大事なのだ。ということを考えると、いかに自己肯定感を高めて周りの人は自分とは違うから、、と思えるか?というのも大事になってくる。
最近、すごく刺激を受けたお話
この記事について書こうと思ったのは、僕が最近受けた刺激が強烈すぎるからだ。
同じように今年の初旬から個人で仕事をしている同年代の人が、コロナ禍にも関わらず、収入を上げ続けて6月頃に100万円くらいの月収を取っていたがつい最近聞いた話では月に200万円前後まで上がっているということを聞いたことだった。
年収ベースに直すと2500万円(しかも女性)。
さらに事業内容的に、どう考えても下がることはなく、これから上がり続けることは必然と思えるので、2年以内に年収5000万円くらいまでいくんじゃないか?っていうことを想像することしかできなかった。
自分の人生は他人と比較するものではないし収入が全てではないけど、正直、嫉妬とかはと
っくに通り越して尊敬と自分の不甲斐なさを感じてしまった。
ただそういう人が近くにいたので、マジで頑張ろうって心の底から思えたし、自分の限界を取っ払うことができた。
ということを考えると自分と同じような人と思えるような人が近くで突き抜けるということが起こることは幸運なことだし人生を大きく変えるきっかけになると思う。
それなので、ぜひ今の周りの環境で自分はマシな位置にいると思うのであれば、そこから踏み出してチャレンジする姿勢を持ってほしいと思うのである。