台湾出身で人気番組の司会をつとめるなど、中華圏で広く人気を集めるタレント「小S」こと徐熙娣(ディー・スー)。台湾メディア「中時新聞網」によると、今回の五輪の競技を熱心に観戦していた彼女、自らのインスタグラムでもたびたび台湾代表の活躍に声援を送っていた。
彼女のアカウントに中国から寄せられたコメントは、徐熙娣が台湾選手を応援して中国選手を応援していないことから、“台湾独立派”であるとする声が相次いでいる。
この騒動が影響し、出演していたシャンプーや食品メーカーなどの4社の契約が打ち切られ、一夜にして3200万台湾ドル(約1億2500万円)の契約金が消えてなくなったと報じられている。
地元を応援していただけなのに…
香港紙「星島日報」によると、彼女のインスタグラムには毎日、バドミントン男子ダブルスで金メダルを取った李洋、王斎麟ペアや女子シングルスで銀メダルの戴資穎の話題が投稿されていた。
コロナ以前は日常的に中国で仕事をしていた徐熙娣だが、中国のSNS上では五輪についてまったく触れていなかったために、中国のネットの不満を引き起こすことになったのだという。
また今年15歳になる彼女の娘Ellyも9頭身とも言われるスタイルでファッション誌に登場す
るなど芸能活動をしており、母と同じ中国のシャンプーブランドの広告に出演していたが、それも今回の事件で打ち切られてしまった。
騒動になった彼女のインスタグラム投稿には9万を超えるコメントが殺到している。だが一方で、「自分の地元を応援しただけでどうして“独立派”扱いされてしまうのか」「なにがあってもあなたのファンです!」「あなたは間違ってない!」など彼女を応援する声も集まっている。
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