お金を稼ぐ人に共通する考え方や行動と全く同じことを自分ができれば、結果として同じようにお金を稼げるようになるのは言うまでもないだろう。
ではそういう人がやっている考え方は何か?ということを考えた時に、一つ挙げるならば「投資思考」であるということではないだろうか?
そして、この点について学びたかったらその人がどうやってお金を稼いでいるか?よりもどうやってお金を使っているか?という部分にフォーカスすることがいいと思う。
なぜなら、自分でお金を稼いだことがない人がいきなり真似をするのはハードルが高すぎるが、お金を使ったことがない人なんて社会人の中ではいないわけで、そういう意味では真似することを実践しやすいからだ。
そうして、身についた投資思考を稼ぐという行動に転用することができればいいと思う。
誰でも投資思考を実践したことはある!はず
投資思考とは何か?それは「長期的なリターンのために目先のお金に捉われず現在の損を覚悟することができる考え方」だと思う。
つまり長期的に見た時に、投資思考であれば目の前の快楽や「得」にしがみつくよりもリターンは大きくなるということがわかる。
例えば高校や大学に進学している人が多いと思うが、それはなぜか? 一言で言えば、社会に出てからより多くのお金を稼ぐため、ではないだろうか(おそらく、そういう意識で選択はしていないだろうが、、、)。
つまり生涯賃金で見れば大学を出た方が1億円近く多くもらえるのであれば、目先の4年〜6年間に加えて1000万円近くの学費を払ってでも、大学まで進学した方が中卒や高卒で働いてすぐにお金を稼ぐよりもいい選択、ということになる。
そして、稼ぐことができる人は意識的にこの考え方を常に持っている。 例えば今のお金を貯金するよりは、そのお金で海外留学した方が10年後のリターンは大きくなるとか、いつものメンバーで飲み会に行くくらいだったら本や旅行にお金を使う、などだ。
この時に大事なことは、何にお金を使うか?以上に、投資思考でお金を使った結果か?ということだ。
つまり飲み会が一概にダメというわけでないし、旅行がいい、ということではない。
そこにお金を使うことでリターンがあると見込んで、そのための先行投資として経費を使っているか?という感覚が大事なのであって、それを意識しないでただお金を使うのはどんなことであれば消費もしくは浪費でしかない。
投資と消費の違いについて
ちなみに投資にはリターンが確実に返ってくる、という保証がないので、お金は使ったものの思ったようなリターンが得られなかった、ということが往々にしてある。
それを受け入れる癖を付けられるか?はとても大事だ。 なぜなら実際の商売は、先に働いて結果が出なかったら0もしくはマイナスということを経験するから、そういう思考をつけておくと後々自分で稼ごうと思った時にとても役に立つからだ。
またリターンを見込んで投資をするので、そのお金の使い方が投資対象に値するか?という点をちゃんと精査するようにもしたい。
例えば友達と飲み会を通して新しい情報を得られるから投資だ、と思ったとする。その時にカフェですませるのはダメなのか?オンラインのZOOMだったらどうか?などの視点を持つということだ。
このように自分が投資をする対象と他の手段を比較する手段を持つことが大事である。
なぜならより大きなリターンがある方を選択することが「投資」いうものだからだ。
最後にここまで投資思考について話をしたが、それを全てのお金の使い道にやれというわけ
ではなく、ただ楽しむだけの消費としてお金を使うことや、一概に投資だけでお金の支出を考えられないということもあるだろう(冠婚葬祭など) ただ成長を最短でしたいなら、投資思考でお金を使うことを第一優先で心がけたいし、その上で余ったお金をどうするかについてを考えるということをしていくことが大事なのではないだろうか。
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