自分の枠をはめないこと
更新日:2020年5月3日
最近感じるのは、同じ日本人で同じ日本語を話すのに、どうしてこんなにも使う単語が違うのだろうか?ということ。
人によっては「辛い」、「キツイ」、「面倒くさい」という単語を並べる人もいれば、「楽しい」、「幸せ」、「ありがとう」という単語を使う人もいる。
でも、これってすごく大事なことで、なぜなら使う単語によって同じ様な単語を使う人を引き寄せて、その結果として思考や行動が変わるからだ。
その中で特に、やらない言い訳の場面でよく聞く単語が「まだ○○なんで」っていうもの。
学生だから、新卒だから、20代だから、、、こういう発言をする人はすごく多いと思う。
個人的には正直、年齢てどうでもよくない?って思ったりするけど、、、
自分の枠ではめてしまうことによって起こるもの
自分を枠ではめてしまうことは正直、楽だと思う。それ以上の思考を停止するための言い訳
になるから。
でも、その結果本来自分が持っている能力を発揮する事なく、自分の限界値が決まってしまう。そうすると、他の人よりも秀でた結果を出すことは難しい。
さらに、もっといい結果になるチャンスを自ら捨てることになるのだ。
よくあるケースとしては新卒で会社に入った人に仕事を楽しいか?と聞いた時に、あまり楽しくないという回答が返って来た時に
「でも1年目なんで、とりあえず3年は頑張ります」という答え。
僕の最も嫌いな「でもOOなんで、とりあえず〜」。
もしその人が1年目でも転職したらどうなるだろうか?という発想を持って行動した結果、本当にやりたいことが見つかるかもしれない。
あるいは転職をしない決断をしたとしても今その会社に残る理由が見つかるかもしれない。
つまり今までの延長で、「仕事がつまらない」という日常から抜け出すことが可能になるかもしれないのだ。
それをとりあえず〜で片付けてしまうのは人生をすごく無駄にしてしまっていると感じる。もったいない。
そうではなくて、「OOにするにはどうすれば良いか?」という発想を持つこと。そうすることで、できる理由、ポジティブに前進するための思考になる。
思考は言葉によって作られる
それなので、ぜひ自分を枠にはめる「言葉」に気をつけて、日々過ごしてほしいと思う。自分の発した言葉は、やがて思考になり行動となるから。
ちなみに、行動まで浸透してしまった思考を修正することはかなり難しい。
例えば「検討します(確認します)」という回答をする人は多いが、そういう人の日常を聞くと、決断を先送りする習慣があることがわかったりする。それを瞬間的にレスできるようになるのに、相当な苦痛を伴うようになる。
それなので、もし考え方を変えたい!と思うのであれば、まずは自分が普段使っている言葉に注目してみると良い。そして自分が目指している未来を実現している人が使っている言葉との差異を発見する。
その違いを埋めるために環境を変えるなり、強制的にOOという言葉を使わない!という習慣をつければ、おそらく考え方は徐々に変わってくるだろう。
ぜひ一度トライして実践してみてほしい。