top of page

不変なものと可変なもの

更新日:2023年11月12日

どんな時代を生き抜いていこうと思った時に知っておきたい原則がある。それは不変と可変という法則。

物事には変わる(変わるべき)ものと変わらない(変えてはいけない)ものがある。そしてそれを見極めることが大事だし、意識して様々なものと接しないと時代を誤った方向に捉えてしまうことになる。

ということで、今回はどのような視点で不変と可変を考えていくかということについて書きたいと思う。

そもそも不変と可変とは??

この不変と可変の例について非常に単純なもので挙げる。 例えば同窓会に10年ぶりに行ったとする。その時に相手は自分のことを認識するはずだ。私が「OO」であるというのは時代がどんなに経ったとしても変わらない。つまり自分という存在は不変なものだ。

それに対して、「お前太ったな〜」とか「ちょっと禿げたな」と見た目が変わることは往々にしてあるだろう。つまり外見だったり、表面的なものは可変である。

つまり不変という本質を可変が覆っているイメージだ。

そしてこれは自分の存在と外見といった以外にも、関わっている仕事(営業やエンジニア)や家族としてのあり方についても同様のことが言える。

私たちはそのことを常に意識して考える必要がある。 特に仕事をする時には今のような変化が激しく不確実な時代こそより一層意識することが求められるのだ。

営業における不変と可変とは??

ということを考えた時に「営業」という仕事にも不変と可変がある。 それでは不変とは何だろうか?

私が考える営業における不変的なものは「お客様の問題を解決」するということにあると思う。また人間である限り「行動心理学」もこの不変の部分に入ってくるだろう。

これらは営業がどんな時代でも変わらない在り方だと思っている。 では可変は?というと、営業のスタイルだ。

今までは訪問していたのが当たり前。セミナーに集客してリストを作っていたのが普通。というような営業スタイルから新しいスタイルに変えていかなければならなくなった。

例えばオンラインでのセールスで契約まで完結する仕組みに整えたり、あるいはそもそも営業が営業をしなくてもいい仕組みを作ったりすることで、時間の効率と成約率を上げていくことが求められるだろう。

それに対して抵抗すると本当に結果が出なくなるし、時代に乗り遅れてしまう。例えば訪問営業に拘っている人が今の状況で飛び込み営業をしても迷惑がられるだけだ。 このように今までは通用していたスキルや方法が一瞬にして通用しなくなる時代に入った。

そうなった時に変えるものと変えないものをはっきりと選別して、変えるものについては受け入れる姿勢を持つことが大事だ。 そうすればどんな時代の変化にも対応できる人材になれるだろう。


勉強会の参加はこちらから

閲覧数:619回0件のコメント
bottom of page