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10年後に後悔しないための思考法とは?

自分自身の人生観を考えるきっかけを最近持つことが増えてきたのだが、その時の1つに想起するものとして「後悔しない人生」というものがある。


そのきっかけは母親が、僕が小学校時代に「もっと勉強しておけばよかった」、「たくさん海外に行っておけばよかった」など、後悔を口にすることが多々ある中で、自分自身は絶対にそういう人生を歩むことはしたくないということを強く感じたからだった。


だからこそ、大学に入る前に社会人の先輩に「大学時代に後悔していることは?」ということを聞いて、それを参考に時間配分や行動を組み立てていくようにしたのだ。


今年30歳になるけど、後悔していることは社会人になって以降で思いつくものはない(あるとしたら、周りの恵まれた環境に対する感謝できる自分になっていなかったこととか?)と言い切れる。


それは最近、ある人がすっごくいい質問を投げかけたのを聞いたときに、自分自身もそれをよく自分に問いかけていたなっていうことがあったからだ。

それは「その選択は自分にとってベストなのか?」ということ。

これが今の自分の後悔のない選択に大事な問いかけだった。


早とちりして取り返しのつかないことが起きる。


僕が20代前半の時に50代や60代の人からよく言われたこととして、「20代の人はすぐに白か黒かで判断するから、正しい選択ができない」ということがある。


つまり、決めるのに時間的な制約があるものなら仕方はないが、そうでないものでも早急に判断を下してしまったが故に10年や20年先に後悔することになるということだった。


それを聞いて、色々な人を観察すると、本当にその通りでびっくりしたし、僕自身も聞いていなかったら、同じような罠にハマっていたと思う。

でも、それを聞いてから自分自身にこう問いかけるようになった。

「この選択は本当に自分にとってベストと言えるのか?」 「10年後に今の決断が絶対に後悔をしない!と言えるだろうか?」

この問いをすると、決断ってそんなに簡単にできるものじゃないなっていうことがわかると思う。


もちろん、この問いは全部の決断にやるわけではない。主に、転職、結婚、大学選びなど、自分の人生の岐路に関わる時だ。


その選択が結果として自分の人生の方向性を決めるものであるとしたら、 その選択によって後戻りができないようになるのであれば、 できる限り情報を取ったり行動を取ったりして、いくことは普通だと思う。


感情に逆らってこそ人間にふさわしい人生になる


とはいえ、そうはいっても人間は動物の一種で、感情に左右される生き物ということはわかる。


理性的に正しいことでも好き嫌いで判断してしまうことは往々にしてあるし、それが必ずしも悪いことだとは思わない。でも、人間として生まれてきたからには、せめて理性も使おうよっていうことを言いたい。


有名なマシュマロの実験がある。4歳くらいの子供を対象に、部屋にマシュマロを置いて食べないようにということで取り残した子供の中で、我慢できずにマシュマロをを食べてしまった子供と食べなかった子供がいた。その後の追跡調査で、後者の子供の方が学業や人生に対する幸福度が高かったというものだ。


つまり理性を使うことで、長期的に自分にとって正しい方向に向かうことができるという例だ。


僕たちの年代は人生は100年近くあり、長期戦だ。

目先に起こる物事に右往左往していったら、それこそ10年後に後悔しないとしても30年後に後悔することってあるのではないか?


繰り返すが、僕の人生観において「後悔する人生」は嫌いだ。

後悔しない自分を偽って、自分が選択した道を正当化するような人間にもなりたくない。

だからこそ、人生の岐路においては

「この選択は本当に自分にとってベストと言えるのか?」 「10年後に今の決断が絶対に後悔をしない!と言えるだろうか?」

これをぜひ意識したいと思う。


ちなみにランチのメニュー選びは直感だけどね笑


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