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9月5日読書会で紹介された本

更新日:2020年10月23日

9月も引き続き開催しています!オンライン読書会ですが、今週も3冊紹介されましたので共有します。


読書の秋!ということで涼しくなってきて色々と学習意欲が芽生える頃だと思いますので、ぜひ今日紹介された内容について興味がある本があれば購入してもらえればと思います。


一生使える見やすい資料のデザイン入門



プレゼンの資料を「見やすく、かっこよく作りたい!」そういう人は多いのではないでしょうか?そんな時にはこの森重湧太氏の著書である「一生使える 見やすい資料のデザイン入門」がおすすめです!

この本ではプレゼンの時に使うパワポの資料の際にわかりやすく作るコツが色々と公開されています!


まずはフォント。これはお勧めがメイリオ18pt以上。その理由として以下の4点があるからとのことです。


・Windowsで標準装備 ・太字(Bold)に対応 ・そもそも可読性重視で作られたフォント ・等幅でバランスがとりやすい


例えばマニアックなフォントを使うと、pdf形式にしたり他のパソコンで投影するとき、思ったのと違う表現になってしまうとのことです。


また色使いに関しては、色数は出来るだけ少なく、色の使い方を統一する。そして、色に頼らないというのお勧めらしいです。


具体的には、ベースカラー (背景色白+文字色黒が基本)、全体の70%程度 メインカラー (見出し、ボックス、強調させたいところ等)、全体の25%程度 アクセントカラー (特に注目を集めたいところ)、全体の5%程度の3色で必要にして十分とのことです。


またテキストの強調に関しては、数字は大きく、単位は小さく。短い単語は文字と文字を離す。かこんで強調しようとしないことがコツです。


と色々と資料作成のコツが紹介されています。ただ、気をつけなければいけないのは、本書のデザイン面はあくまでも「サブ」であること。その前にまずは「何を伝えたいのかを決める」というステップが必要であり、こちらの方がプレゼンにおいては「メイン」であり重要なのです。

それなので、こちらの部分と同時並行してメインである何を伝えるか?ということも一緒にブラッシュアップしていくことが大事ですね!


ベゾス・レター アマゾンに学ぶ14ヵ条の成長原則




今世界で最も成長して勢いに乗っている企業といえばAmazonだと誰もが認めると思います。その成長の秘訣は何か?


それを解説しているのが本書です。この本では毎年株主に送っているレターを読みといてAmazonの今までの軌跡を分析していく内容となっています。

その中で一番簡潔にまとめているのが、アマゾンが「事業や組織をどう動かすか」に用いる「成長への14カ条」です。その内容を読み解けば、成長への判断基準を見ることができます。

第1条 「いい失敗」を促す 第2条 大きなアイデアに賭ける 第3条 ダイナミックな発明や革新を実践する 第4条 顧客にこだわる 第5条 長期的な考え方を採用する 第6条 自分の「弾み車」を理解する 第7条 決定は迅速に行う 第8条 複雑なことは単純化する 第9条 テクノロジーで時間を短縮する 第10条 所有者意識を持たせる 第11条 企業文化を守る 第12条 高水準を重視する 第13条 重要な項目を計測し、計測項目を疑い、自分の直感を信じる 第14条 つねに1日目だと信じる

これらの原則は、どんな業種のどんな事業にでも役に立つし、実行するために大金が必要な項目が1つもありません。実際にアマゾン自体も、起業時に大金を投じてはいないからです(それどころか、ベゾスが起業するときに持っていたのは、両親から借りた30万ドル)。

それなのでこの部分を深く理解して、実践することはどんな組織にも役に立つ考え方だと思います。

ぜひ起業を志す方、人を動かす立場にある方は考え方をインプットされるといいと思います。


採用基準


本書は、マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者がどのような基準で採用をしていたかといことを書いてある一冊。

その答えは『リーダーシップ』。


日本ではリーダーシップの概念がうまく理解されていないらしいですが、マッキンゼーが採用にあたって最も重視するのは、地頭の良さでも論理的思考力でもなく、「将来、グローバルリーダーとして活躍できるポテンシャルである」といいます。


では、そのリーダーシップとは何か。


本書では、事故で電車が止まったとき駅のタクシー乗り場にできる、長い行列の例で説明されています。「海外ではこういう場合、必ず誰かが相乗りを誘い始めます。」これがリーダーシップの発揮なのです。


しかし日本人はもくもくと列に並び、一人ずつタクシーに乗っていきます。誰かに指示されれば、たぶん素直に相乗りを始めるでしょう。


マッキンゼーでは、「全員がリーダーシップを発揮して問題解決を進める」前提で仕事が進

みます。「全員がリーダーシップをもっているチームでは、議論の段階では全メンバーが『自分がリーダーの立場であったら』という前提で、『私ならばこういう決断をする』というスタンスで意見を述べます」- だからこそ、高いパフォーマンスをもった組織が生まれるとのこと。


ちなみに、著者によれば、リーダーシップと常にセットで考える必要があるのが『成果主義』。成果主義とは、『努力でもプロセスでもなく、結果を問う』という考えであり、成果主義を原則とする環境でなければ、リーダーシップは必要とされません、といいます。

では、リーダーとは具体的にどのようなアクションをとる人なのか。著者は「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」という4点をあげます。

このようにリーダーシップ、そしてリーダーに求められるものを非常にわかりやすく解説した1冊になりますので、ぜひまだ読んだことがない方は読まれるといいと思います!

ということで今週も紹介しました! また次回も引き続きよろしくお願いします!


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