7/11オンライン読書会で紹介された本

今週もオンライン読書会を開催しました!最近はビジネス書が多く紹介される中で今回もたくさんの為になる本を紹介してもらったのでいつも通り3冊紹介していきたいと思います!


武器としての交渉思考

著者の瀧本哲史さんはマッキンゼー出身のエンジェル投資家、京都大学で『起業論』などの授業を持っていた方です。この『武器としての交渉思考』は、学生や若い世代に向けられた書籍です。


内容としては交渉の基本について。自分の利益を求めるのではなく、相手の利益を提示してあげる。交渉相手に得をさせてあげると、交渉は進むということがベースとして書かれています。


そもそも交渉とは「立場が異なり自由に意志決定できる二者が合意を目指してやり取りするコミュニケーション」のことをいいます。

相手に交渉のテーブルについてもらうためには、「自分の立場を理解してもらう」ことより、「相手の立場を理解すること」のほうが大切なのです。

つまり、「僕が可哀想だからどうにかして!」ではなく、「あなたがこうすると得しますよね」という提案をするべきということになります。


その中でいくつかテクニックが紹介されていますが、今回はバトナについて記載します。

バトナとはBest Alternative to a Negotiated Agreementの頭文字です。目の前の交渉相手と合意する以外にいくつかの選択肢(Alternative)があったときに、「交渉相手に、あなたと合意しなくても別の良い選択肢があるので、それよりも良い条件でなければ合意しない」と宣言できる選択肢ということになります。 それなのでバトナにおいて大事なこととして、①交渉の前段階で複数の選択肢を持つこと、②つねに「相手側の選択肢、相手側のバトナはなんなのか?」と考える、③交渉が決裂したときに相手がどうなるのかを考えることが大事になります。それ以外にもポイントはありますが、いったんはこんな感じです。


このように交渉において苦手な人はただその方法を知らないだけ、経験が少ないだけということが往々にしてあります。それなのでぜひこれらは身につけてコモディティな人材にならないように過ごしていくといいと思います。


プロジェクトマネジメント的生活のススメ

著者はアクセンチュアで27年間勤務した後、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の特別招聘教授として教鞭をとっている方です。本書では若い時に習慣として身につけておくことでより人生を楽しむことが可能となるものを、プロジェクトマネジメントの観点から紹介されています。


「プロジェクトマネジメント」とは「やりたいことを上手くいかせるためのノウハウ」のことをいいます。


僕たちは生活している以上、「やりたいこと」はあるはずです。そして、同時にそれに関係する「お金」だったり、「時間」だったり、「協力してくれる人」が存在します。

全てが満たされていることの方が稀で、お金が足りなかったり、時間が足りなかったりと制約条件も存在します。いわゆる「プロジェクト」も全く同じです。国家や大企業が大々的に


「〇〇プロジェクト」と名付け行っているものと、皆さんが日頃「これをXXXまでにやりたいなぁ」と思っていることは、規模の差はあれ特徴はほぼ同じなのです。


我々の日常生活の中での「やりたいこと」を全てプロジェクトと仮定してみます。すると、週の間に少なくとも数個のプロジェクトを実行することになります。


「先週の授業で出された課題のレポートを明日の2限目の授業で提出し、合格点を取るプロジェクト」だったり、「次のバイトの給料日までに3000円の食費で乗り切るプロジェクト」だったり。


そのどれもが期日や予算、成し遂げたい目標があり、様々な制約条件があります。極論すれば、我々の日常は小さなプロジェクトの連続だとも言えます。 では、我々はそれらの小さなプロジェクトの結果がどうだったかの記録をしているでしょうか?


ほとんどの場合、Noだと思います。手帳に書いている予定の時間にその予定を実行していたとしても、その内容が思い通りとは限りません。ぜひ、手帳を予定だけではなく、実績データの記録することが大事です。こうして、自分の生活をプロジェクトとして考えることで人生をより充実した時間にすることができると思っています。


コンサル1年目が学ぶこと

外資系コンサルティング会社出身者は、業界や業種を問わずさまざまな場所で活躍しています。


彼ら、彼女らが活躍できるのは、コンサルタント時代に普遍的な仕事力をたたき込まれているからにほかなりません。本書は元コンサルタントが新人時代にたたき込まれたこと、それが今でも役に立っていることなどについて聞き取り調査を行い、その結果をまとめたものです。


まず大事なことは「結論から話す」ということ。 コンサルティング会社では、日常のメールからメモ書き、上司とのやりとりに至るまで、あらゆるものについて結論から言うように徹底されています。


「あの調べものできた?例のやつ」言い訳はせずに、質問にはイエス・ノーで素直に答えます。「まだ、できていません」まず、イエス、ノーで答え、はっきりさせます。 スムーズに「なぜ?」に進めるからです。 


次に大事なことは「考え方を考える」。これが、仕事の進め方の基本です。いきなり作業に入るのではなく、どのように進めたら求める答に行き着くのか、「アプローチ」、「考え方」、「段取り」を最初に考えます。


ちなみに提案書こそが「考え方を考える」という作業そのものです。具体的な内容には踏み込めませんので、プロジェクトをどのような方法で進めるか示すことになります。作業全体像が見えるようにすることで、完成までの道筋がわかり、安心感が生まれます。


そこで使うのは「ロジカルシンキング」。どんなに大きく複雑な問題でも、ロジックツリーを使うことで小さな問題に分解することができ、それぞれの論点について議論したり、分析し、それらから全体の答えに導くことができるようになります。


このようにコンサルタントとして必要な要素が十分に書かれていると思うので、ぜひこれからコンサルを目指す方は読まれるといいのではないでしょうか。


ということで今週も3冊紹介していきました! 次回も来週の同じ時間に開催します!引き続きよろしくお願いしますー!


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