人間誰しも苦労はしたくないし、辛い思いをすることなく結果を出したいと思うものだ。
そんな甘い話はあるか!ってツッコミを入れたいところではあるが、実際に長期的に結果を出し続けている人を見ると、辛い思いをしていない人が多いのではないかということを最近ふと考えるようになった。
少なくとも最初は辛い思いをしていたとしても、ある一定の期間を超えると辛いという感覚がない気がする。
逆に、「辛い」と思いながら取り組むのはやめた方がいい。そんな風にも最近は感じ始めている。
なぜ辛い状態だと結果が出ないのか?
その理由はとてもシンプルなのだが、結局「好きこそものの上手なれ」と言われるように、好きでやっている人には勝てない。
例えば僕自身は大学時代からビジネス書を読んだり、経済のニュースを知ることが好きで、時間があれば無意識でそういう情報をとるようになっている。
感覚としては電車の中でスマホを開いてゲームを始めるようなものだ。
周りの人はそれを見て「偉いね」とか「意識高いね」と思うかもしれないが、当の本人は全くそんなことを思っていない。
もしあなたが旅行好きで毎月海外に行ってるとする。そしたら友達から「毎月、海外旅行に
行くなんて意識が高いね」って言われたら、不思議な感覚になるのではないだろうか?それと一緒だ。
つまり、好きでやっている人や無意識で習慣になっている人は周りから見たら「努力している」とか「辛い思いをして頑張っている」って思われることをそんな風に捉えていない。
ちなみにこのブログも1000本近く書いているが、アウトプットしたい内容を書いていたら勝手に積み上がっていただけで、別に努力とかをしている感覚は全くと言っていいほどない。
もし、そういう感覚で仕事をしていたらどうなるだろうか? もちろん成長するに決まっているし、辛い思いをしている人よりも成果を出せるに違いないだろう。
だって投資している時間が全然違うんだから。
好きなことを探せばいいのか??
すると自分がハマれる分野ってなんだろう?って考えるかもしれない。 そういう人にはこう言いたい「大丈夫。そんなの見つかんないから」って。
なぜなら、もしそういうのがあったら考えなくても既に見つけているはずだし、趣味としてハマっているものが仕事になるかどうかは分からないから。
過去の経験上、普通の人は「やっていることをハマる」ようにすることが一番の近道だと思っている。
僕だって別にビジネス書が好きだったか?と言われれば、本なんか嫌いだったし、ニュースなんか見て何が楽しい?って思っていた。
ただ仕事で成果を出したい!って思って、その手段としてインプットが必要だったので、それらを好きになるように意識し続けて好きになったのだ。
それなので、もしこのブログを読んでいる人にアドバイスをするならば、まず自分が成果を出したい分野を決める、その上でハマるように工夫をすべしということだ。
ちなみにハマるって癖みたいなもので、一回その感覚を覚えることができたら、色々な分野でも簡単にハマることができる。そういう意味では、まずはなんでもいいからハマってみる経験をする、というのもアリなのかもしれない。
ぜひこの点を意識して日々過ごしてもらいたい。
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