自分が経験したことがないこととか迷ってたことがある時に、絶対にしくじらない方法として原理原則を中心に考えることがとても大事だと思っている。
もう少し噛み砕いて表現すると「人間として正しい行為かどうか?」というのを基準に考えることだ。
例えば人と約束していたけど他の予定とバッティングしてしまったとする。しかもそっちの方が自分の人生にとって重要度が高そうだ。
その時に自分がどういう行為を取るか?
一番不誠実なケースは当日になって仮病などを使ってドタキャンする(とはいえ、こういう人めっちゃ多いよね笑)。次に個人的にはないなって思うのは、どっちかを断って自分だけ満足する。
じゃあ原理原則で考えるとどうなるか?という場合は、時間をズラしてどっちも対応できるようにまず考える。そしてそれがダメだった場合に、別日で調整できるかどうか聞いてみる。
実際に社会人の時に、何度も自分が試されてると感じたことがあったが、基本的に、僕は結論が出なかった時は原理原則で考えるようにしてきた。
そして、それが今の生活をしている上での指針になっているように思う。
お金を儲けることに違和感を覚えた時のこと
その点について一番考えるのはお金を稼ぐ手段だったり、稼ぐ方法についての感覚だ。
よくニュースとかで若手経営者が業績をガンガン伸ばしている記事やニュースをみた時、「こんな人間性の人でも成功できるのか!?」と思う場合に関して、つまりその人の成功と人間としてのあり方にギャップがある場合って数年後には大抵足元すくわれている気がする。
逆にこの人は今すっごく苦戦しているけど、後々大成しそうだなっていう人は、やっぱり結果としてうまくいっているなって感じる。
そう思う理由として、知識があるとか頭がいいとか以上に人生に対する姿勢が真面目で誠実だからだ。
つまり20年、30年経った時に、その人のスタンスに相応しい生活が待っているということを感じる。
そう考えた時に人間成長と結果が一致するような手段で成功することに意味があると感じている。だから投資とか全く嫌いではないけど、投資で成功をしたいと思わないのだ。
また前職でも自分の能力と年収が確実に釣り合っていないっていうことを思っていたし、数年後にはそのギャップは埋まるっていうことを感じたので、自分の収入に満足というよりは、貰い過ぎて恐くなったこともある。
なぜなら自分以上の器のお金が入ると、その器が決壊することを知っていたから。だから生活水準を逆に下げたし、給与明細もざっくりとしか見ないようにしていた(通帳は半年に1回しか見なかった笑)。
そのお陰で、独立する時に収入が減ることに不安はなかったし、今も後悔することは全くない。
社会人2年目で言われたこと
最近は少なくなってきたけど、とにかく僕の周りでは叱ってくれる人が多かったので、それが凄く良かったと思う。その指摘はスキルや能力というよりは人間としての姿勢やリーダシップについて。
そこを徹底的に指導されたのはよかったと思う(未だに指導は継続中)。
また今でも凄く自分の心に残っていることとして、「60年生きていると、誰がうまくいくか?ということは想像が外れるからわからないけど、失敗するやつは一瞬でわかる」ということだ。
つまりうまくいかない人や失脚する人には共通点があるということだ。
その共通点はなんだ?ということが僕にとって20代のテーマだった。それは上記で述べたような人としてのあり方にある、ということに気がついたのはつい最近だが笑
とにかく、こういうことを厳しく教えてもらえる環境を20代で自ら選ぶということは大事ではないだろうか?
楽な選択をし続けると、本当に後々大きなツケとなって返ってくるから、ぜひ日々の生活を見直して研鑽することを心がけてほしいと思う。
Comments