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8/15読書会で紹介された本

更新日:2020年10月23日

お盆はいかがお過ごしですか?? 今週も読書会を開催しましたので、その報告をしたいと思います!

今回は学生がたくさん参加していましたので、すごく刺激になりました!


エッセンシャル思考



「エッセンシャル思考」とは「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方です。自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果を上げるのがエッセンシャル思考の狙いとなっています。


エッセンシャル思考の人は適当に全部やろうとは考えません。 トレードオフであることを前提に、何かをとるために何かを捨てます。


周りに流されず、多くの物事の中から本質的なことだけを選び実行します。つまり、エッセンシャル思考とは、自分の力と時間を最大限の成果につなげる方法なのです。

そのエッセンシャル思考には、基礎となる3つの考え方があり、それはそれぞれ以下となっています。(今回は説明省略) ①選択、②ノイズ、③トレードオフ ではその考え方はどうやって身に付けることができるのでしょうか。それについても3つのステップで行うことが大事とのことです。 ①見極める、②捨てる、③仕組み化する これらはひとつの輪のようにつながり合っています。そして日頃からこのサイクルをまわしていけば、得られる成果はどんどん大きくなっていきます。


それなので、一朝一夕でできるほど簡単に身につくものではありませんが、ぜひこれらを意識して常に自分にとって必要なものは何か?という視点を持つといいと思います!


予想どおりに不合理


この本は2010年に刊行されたベストセラーの文庫版です。著者のダン・アリエリーは行動経済学研究の第一人者で、TEDでは大人気のプレゼンテーターとしても有名です。

その彼が人間は不合理な行動をとってしまう原体験から、行動経済学の道に進んでいく中で非常に機知の富んだ内容がたくさん書かれています。

経済学という学問に触れたとき、「私たちは常に合理的である」ことを前提にしている点に関して、疑問を抱いたことはありますか?


伝統的な経済学においては、たとえ不合理な選択をしたとしても、「市場原理の力」が働いて、合理的な選択に押し戻してくれます。


とはいえ、私たちは個人レベルではあまりにも頻繁に不合理な判断をしています。健康のためにダイエットをする、と心に決めたはずなのに目の前のいちごショートに手を伸ばしてしまったり、テスト前早起きして勉強すると決心したはずなのに、睡魔に負けて二度寝をしてしまったり。


計画的に作業をこなすと決めたはずなのに、締め切りギリギリまで放置します。

そんな疑問に本書「予想どおりに不合理」では答えています。人はなぜわかっているのに同じ過ちを繰り返してしまうのか、不合理な選択をしてしまうのかを実験によって紐解いていきます。


そして、その特性を踏まえたうえで、実社会でどう生かすことができるのか、その実践的な手法を提供してくれます。


内容が濃く、15のテーマあります。例えば「性的興奮時に不合理な判断をするのはなぜか」や「価格が高い栄養ドリンクのほうが、効果が高いと感じてしまうのはなぜか」などを解説しています。 ぜひ興味を持たれた方には、書籍の一読をしてみるといいと思います!

図で考える習慣

優秀なコンサルタントは議論をホワイトボード上で図を描いて整理し、鮮やかな解決策を導き出していきます。


ビジネススクールで教鞭を取る筆者が、なぜ図で考えると考えが整理されて、いいアイデア

が思い浮かぶのかを本書では解説しています。


図で考えることは、ビジネスで大きな武器を手に入れることにもなります。頭のいい人たち、仕事のできる人たちの多くが、図を使って考え、決断しているのです。

ではなぜ図を使うと、より深く、正しく考えることができるのでしょうか。


それは一つが枝葉末節がそぎ落とされ本質がクリアになるからです。

図を描くのはホワイトボードの範囲内、あるいは紙1枚の中です。しかも、文章も基本使わないので情報量はかなり限られます。


例えば、航空写真から何かを読み取ることはとても難しいと言わざるをえません。情報量が多すぎるのです。でもグーグルの地図か、目印となる何かが書かれた案内図であれば行きたい道にたどり着けます。大事なことだけが書かれているからです。


つまり大切なことは、本当に大事なものだけがハッキリ見えている、ということなのです。その点「図」は、大事なものをハッキリさせてくれます。

また紙の上で考えることのもう1つのメリットは「鳥の目」になれることです。おのずと視座が上がり、その紙1枚がヌケモレのない全体像になるからです。


ちゃんと考えるためには、今考えていることに対して影響を及ぼすすべての要素を、視野を広げて大きく捉えることが重要です。ビッグ・ピクチャーを持てると、答えの精度は上がり、「しまった!」の数を減らせます。


3つ目は思考の「見える化」ができることです。

図を描くと、思考の「見える化」もできます。思考の「見える化」は、思考のモレや矛盾、弱点を明らかにしてくれます。


大体の場合、頭で「わかった!」と思っても、その論理は「ゆるい」ことが多く、図にするとそのゆるさが白日のもとにさらされます。


「見える化」のメリットはほかにもあって、それは記録として残せることです。頭の中の記憶が消えても、図にしておくと、そこまで考えたことは消えません。そうすると、いつでもその図を取り出し、続きから考え、思考のビルディングブロックを積み上げていくことができます。


このように図で書くことにメリットがたくさんあるのです。

ぜひこれらを考えた上で図式化する習慣を作るといいと思います!

ということで今週も3冊紹介しました!また次回もぜひよろしくお願いします!


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